夏は熱中症に注意|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 水口本園】

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夏は熱中症に注意

2021-07-23

夏は熱中症に注意

夏は熱中症に注意

7月17日に近畿地方の梅雨明けが宣言され、いよいよ本格的な夏が始まります。
甲賀市でも日中は30度を超える暑い日が続いていますので、体調を崩さずに過ごすには、
しっかりとした熱中症対策を行うことが大切です。

乳幼児が熱中症になりやすい理由

①体温調整機能が未熟
幼児は、大人と比べて体温調節機能が未発達なため、汗による体温調整が機能しないことがあります。
そのため、少し動いただけで身体に熱がこもりやすくなります。

②身体の水分率が高い
身体の水分率が大人が60%程度に対し、新生児は80%、乳児は70%と高いため、
外気温の変化に影響を受けやすいのです。

③身長が低い分地面からの熱を受けやすい
夏にアスファルトの道を歩くとその暑さに驚くことがありますが、
子どもは身長が低い分その熱を多く受けることになります。これはベビーカーに乗っていても同じです。
気温の高い日中は、なるべく出歩かないほうがよいでしょう。

④体調不良に気づかない、訴えられない
乳幼児は、暑い中でも遊びに夢中になっていたりすると、自分が脱水症状に陥っていたり、
熱が出たりしていることに気が付かないことがあります。
また、まだ言葉が未熟なため、自分の不調を上手く伝えることができません。
そのため、周りの大人がしっかりと子どもの様子を見ている必要があります。

熱中症を予防するには

①小まめな水分補給
熱中症を予防するには、小まめな水分補給が大切です。
大体人間の身体は1日に約2,000~2,500mlほどの水分が消費されますので、
この消費水分を補うために食事などで約1,000ml、
飲みものなどで1000~1500ml を補給することを目安にしましょう。

②熱や陽射しから守る服装をする
外に出る時は必ず日よけの防止、通気性の良い服を選ぶようにし、
汗をかいたらすぐに着替えるようにしましょう。

③汗をかいて体温調節できる身体づくりをする
夏は暑いから、危険だからとずっと冷房の効いた室内にいると、
身体の発汗機能が発達しません。
このような環境にいると、少しの暑さでも耐えられない身体になってしまいます。
比較的涼しい午前中に外に出るなどして、夏の暑さになれる習慣を作りましょう。

④周りの大人がしっかりと見張る
子どもの熱中症を防ぐには、周りの大人がしっかりと見張っていることが大切です。
子どもは遊びに夢中になっていたりすると、自分の体調不良には気づきにくいものです。
また、大人が見ていても大人の感覚で大丈夫と判断してはいけません。
上記でお伝えしたように、子どもは少しの時間でも熱の影響を受けやすいので、
顔色や汗の様子をしっかりと観察して判断するようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。
夏は例年のように子どもの熱中症や、車内の置き去りによる事故などが多数発生しています。
このような痛ましい結果にならないように、日々大人がしっかりと見張るようにしましょう。
また、保護者の方はお子さまのことが優先で、つい自分のことを後回しにしがちですが、
夏の暑さは大人にとっても危険です。
保護者さま自身も小まめに水分補給を心がけるようにしてくださいね。