2021-06-24
甲賀市 ブックスタート事業について
Category:子育てにお役立ち情報
甲賀市では、平成21年より生後4カ月の健診時に、絵本を通じてお子さまと楽しいひと時を過ごしてもらえるようにと、絵本を1冊プレゼントする「ブックスタート」の取り組みを行っています。
甲賀市ブックスタート事業とは
産まれたばかりの子どもに絵本を送る「ブックスタート」は、1992年にイギリスが実施したのが始まりだとされており、絵本コンサルタントであるウェンディ・クーリングさんが、絵本を楽しんだ経験が一度もないという男の子に出会ったことがきっかけだったとされています。
日本では、2000年の「こども読書年」を機にブックスタートが始まり、現在では1,079の市町村*で実施されているそうです。その中でも甲賀市はいち早くこの制度に取り組み、今年で12年目となっています。
*2021年5月31日現在 NPOブックスタート調べ
サンライズキッズ保育園でも沢山の絵本を読み聞かせを行っていますが、
大好きなご両親との読み聞かせの時間は子どもにとって特別です。
ご両親のぬくもりや優しい声を感じながら、楽しい絵本を読んでもらえるひと時は何者にも代えがたい経験です。
「ブックスタート」事業には、そんな親子の触れ合いの時間をできるだけ多く持って欲しい、という願いが込められているのです。
プレゼントされる絵本について
プレゼントされる絵本は以下となっております。(年度によって変更される可能性あり)
どれも人気の絵本ですが、ご自身が持っていない、もしくはお子さまの好みで決めると良いでしょう。
①「じゃぁじゃぁびりびり」作: まつい のりこ 出版社: 偕成社
表紙とタイトルで、水道のお話かな?と思われるかもしれませんが、色んなものの音が楽しめる絵本です。
例えば、「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「いぬ わん わん わん わん」「かみ びり びり びり びり びり びり」などです。
音に合わせて、絵も本当にその音が鳴っていそうに描かれていますので、赤ちゃんが夢中になること間違いなしの人気の絵本です。
②くっついた 作: 三浦 太郎 出版社: こぐま社
頬を寄せる親子のイラストがかわいらしい絵本。
ページをめくると、金魚や、あひる、ぞう、おさると色んな動物の親子が
くっついて仲良しな様子が描かれています。
最後はイラストと同じように、赤ちゃんを挟んでギュッとしてみてはいかがでしょうか。
③りんご 作: 松野 正子 絵: 鎌田暢子 出版社: 童心社
とても色鮮やかな色で描かれたりんごの絵本です。「あかいりんご、きいろいりんご、ピンクのりんご」の3つが登場し、それら一つ一つお母さんが皮をむいて、お皿に盛りつけて、食べるまでが丁寧に描かれています。
お子さんと一緒に、美味しそうだね、美味しいね~と言いながら楽しめる絵本です。