保育士がアドバイス!お昼寝を嫌がる子への上手な寝かしつけ|保育士資格取得スクール

保育士がアドバイス!お昼寝を嫌がる子への上手な寝かしつけ

育児・子育て 2026年06月15日

「お昼寝の時間になると泣いてしまう」「なかなか眠れず、布団から出てきてしまう」。そんな悩みを抱える保護者は少なくありません。保育園でも、お昼寝が苦手な子どもは珍しくなく、保育士は一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、安心して眠れる環境づくりを心掛けています。
お昼寝は、子どもの体と脳を休ませる大切な時間です。無理に眠らせようとするのではなく、「安心して横になれる時間」をつくることが、スムーズな寝かしつけにつながります。
保育士が実践している、お昼寝を嫌がる子への対応方法をご紹介します。

お昼寝を嫌がる理由を知ろう

子どもがお昼寝を嫌がる理由はさまざまです。「まだ遊びたい」「眠くない」「保護者と離れて不安」「環境が気になる」など、その日の体調や気分によっても変わります。
まずは「どうして眠れないのかな?」という視点で子どもの様子を観察してみましょう。理由が分かると、その子に合った対応がしやすくなります。

お昼寝前の流れを毎日同じにする

子どもは生活のリズムが整うことで、自然と眠りやすくなります。保育園でも、お昼ご飯の後に絵本を読んだり、部屋を少し暗くしたりして、「これからお昼寝の時間だよ」という流れを毎日同じように行っています。
家庭でも、お昼寝前に決まった音楽を流したり、絵本を読んだりするなど、眠る前の習慣をつくることで、気持ちを切り替えやすくなるでしょう。

無理に寝かせようとしない

「早く寝て!」と焦ってしまうと、その気持ちは子どもにも伝わってしまうもの。保育士は、眠れない子どもに対して無理に寝かせるのではなく、「横になって休もうね」と優しく声をかけることを大切にしています。眠れなくても静かに体を休めるだけで、疲れが取れることも。
リラックスできる雰囲気をつくることが、自然な眠りにつながります。

安心できるスキンシップを取り入れる

子どもは安心すると眠りにつきやすくなります。保育園では、背中を優しくトントンしたり、手を握ったりしながら寝かしつけることもあります。
家庭でも、頭をなでたり、「大丈夫だよ」「ゆっくり休もうね」と優しく声をかけたりすることで、子どもの気持ちが落ち着きやすくなるでしょう。安心感を与える関わりは、お昼寝だけでなく親子の信頼関係づくりにもつながります。

午前中はしっかり体を動かそう

お昼寝をスムーズにするためには、午前中の過ごし方も大切です。公園で遊んだり、散歩をしたり、体をたくさん動かしたりすることで、自然な眠気が訪れやすくなります。
反対に、午前中を室内で静かに過ごす時間が長いと、十分に体力を使えず、お昼寝を嫌がることも。年齢や体力に合わせて、適度に体を動かす時間を取り入れてみましょう。

子どもの成長に合わせて考える

年齢が上がるにつれて、お昼寝が必要なくなる子どももいます。
無理に寝かせようとするのではなく、夕方に極端に眠そうではないか、夜の睡眠に影響が出ていないかなど、生活全体を見ながら判断することが大切です。「眠らなければいけない」と考えるよりも、その子の成長や生活リズムに合わせて柔軟に対応していきましょう。