2024-09-01
夏バテの症状と予防に利く栄養素
Category:子育てにお役立ち情報
夏バテの症状と予防に利く栄養素
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夏の体調不良の総称夏バテ。
9月はまだまだ残暑が厳しく8月の暑さで体力が弱っている為、大人も気をつけなければいけませんが実はお子さんも発症するのが夏バテなのです。
こちらでは夏バテの事や夏バテを予防するために効く栄養素についてご紹介します。
しっかりと栄養をつけてお子さんと暑い夏を乗り越えてください。
夏バテとは
体温や代謝の働きをコントロールしている自律神経が夏の高温高温多湿の状態に適応できず乱れてしまい、体にさまざまな不調を表示させることにが夏バテです。
お子さんな体重の65〜70%を水分が締めています。新陳代謝が活発で体温調節機能が未発達なので大人より汗をかきやすく、知らないうちに高体温や水分不足になりがちです。
エアコンが効いた室内と高温多湿の屋外を行き来することによって自律神経のバランスが崩れ、夏バテになることもあります。
夏バテの症状
お子さんに次のような症状が見られたら夏バテの疑いがあります。
小さなお子さんはこうした自分の体の不調を正確に伝えることができないため、保護者の方がいち早く気づくようにしましょう。
・熱っぽい
・寝付きが悪い
・食欲がない
・ずっと身体のだるさを訴える
・下痢や便秘
・体の末端が冷たい
・汗の量がいつもより増えたり減ったりしている
夜泣きが続いたり、ずっと機嫌が悪かったり、明らかに体調が悪いときなどは夏バテの可能性があります。
夏バテ予防の栄養素
●タンパク質
魚や肉などに多く含まれるタンパク質。夏バテの症状に効果的です。
●ビタミンB1
ビタミンB1は疲労回復の効果があり糖質をエネルギーに変えるとともに体内の老廃物の代謝を行い疲労回復をさせてくれます。
豚肉やうなぎ、レバーや大豆製品などに多く含まれています。
●ビタミンC
免疫力の向上や心身のストレスを和らげる効果があるとされているビタミンCは夏バテ解消にお勧めです。
ピーマンやブロッコリー、カリフラワーや様々な果物に多く含まれています。
水溶性なので食品からたくさん摂取するようにしましょう。
●ミネラル
体内の水分バランスが崩れがちになる暑い夏。スポーツドリンクや牛乳なので水分とミネラルをこまめに補給しましょう。
小魚類やほうれん草などにも多く含まれているミネラル。また、味噌汁を飲むと手軽にミネラルを補給することができます。
●クエン酸
疲労感を軽減し、新陳代謝を活発にする効果があるクエン酸。体内のエネルギー効率を良くする効果もあり夏バテによる疲労感に効果的です。
柑橘類やジャガイモ、黒酢や梅干し、シソなどに多く含まれています。