吉日に成功体験を重ねよう

2022-01-10

新しい1年の始まりにお子さんと新しいことを初めてたくさんの成功体験をさせてみませんか？
成功体験をたくさん積んだ子は自己肯定感が高く、精神的に強い子になると言われています。
ちょっとした目標をたてて達成感を感じさせたり、できたことをたくさん褒めてあげるとよいのです。
せっかくですから何かを始めると良いと言われる日に親子で新しいことを始めてみませんか。

大切な成功体験の積み重ね

なにか新しいことに取り組むときになかなかはじめの一歩が踏み出せないお子さんがいらっしゃいます。
初めてのことや苦手だと感じることに対して不安を感じているのです。
そういったお子さんはうまくいくことしかやりたくない、せいこうすることしかやってはいけないといった挑戦することに消極的で、「どうせ自分はできないから」と自己肯定感が低い傾向にあります。

自己肯定感が高い子は周囲の目を気にせずさまざまなことにチャレンジすることができたり、最後までやり抜くことができる特徴があります。
また、自分の考えや気持ちを伝えることができ、自分のやりたいこと、好きなことを選択して成功を掴み取ることができるメンタルが強い子になると言われています。

自己肯定感を高めるには成功体験の積み重ねが大切です。
新しいことにチャレンジして、それを成功しても失敗しても次のステップにつなげる精神力を持てる子になるように、保護者が簡単な目標を作って達成感をもたせ、たくさん褒めてあげましょう。

日本に古くから伝わる吉日

日本の暦には何かを始めるのに良いとされている日があります。
初詣でおみくじをひいて「吉凶」がなにかを覚えたお子さんもいるでしょう。
お子さんと一緒に、成功体験のもととなる新しいことを始める日を決めてみてはいかがでしょうか。
日本の暦で何かを始める吉日として知られているのは「一粒万倍日」と「天赦日」です。

一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされていて、良い事が万倍にも実り返ってくるという意味をもっています。
月に3~7回あり、この日までに立てた目標を達成するなど提案するのもいいでしょう。

天赦日も同様に何かを始めるのに良い日とされています。
一粒万倍日は悪いことや苦労も万倍になって返ってくる日ですが、天赦日は「天が万物の罪を赦（ゆる）す日」といわれ、何を始めても成功する日です。
年に数回なので、少し意識をしてこれまでやりたかったことや遠慮してしてしまったことに親子でチャレンジするのはいかがでしょうか。