伊丹園ブログ

伊丹市「家庭の日」だんらんホリデーとは

2024-08-01

伊丹市「家庭の日」だんらんホリデーとは

伊丹市では、第3日曜日を「家族の日」だんらんホリデーと設定し、家族一緒に過ごす機会を作る日として、伊丹市民皆で、家庭や家族の大切さについて改めて考えていただくことを目的としています。

「家族の日」だんらんホリデーとは

伊丹市では、家族みんなが一緒に過ごし、家庭や家族に大切さについて改めて考えていただく、と言う目的のもと設定されました。毎月第3日曜日を「家族の日」だんらんホリデーとし、伊丹市内の多くの店舗が「家族の日」だんらんホリデー協賛店として、さまざまな割引サービスを実施しています。

家で家族みんなでゆっくりしたり、一緒に外食をして食事をしたりして一家団欒の機会を設けてみてはいかがでしょうか。

「家族の日」だんらんホリデー7・8月のテーマ

「家族の日」だんらんホリデーでは、月別に伊丹市からテーマが発信されているのをご存知でしょうか。7・8月のテーマは「いじめのない伊丹のまち みんなでつくろう いじめをなくすために」なっており毎年7月を「伊丹いじめについて考える強化月間」と位置付けているのだそうです。

いじめの問題は年々低年齢化しており、文科省に調査によると、現在のいじめのピークは小学2年生となっています。

10年前まではいじめのピークは中学1年生でしたので、そのピークが5年も早くなっているということです。

いじめの低年齢化の原因として挙げられているのが、子どもたちのストレスからくる攻撃的な感情が挙げられています。

物心ついた頃から、自分の気持ちを抑え込んだり、常に緊張を強いられるような状態が続いていると、小学校に上がった環境の変化と相まって、爆発してしまう子が多いようです。

2歳までは、まだ言葉によって自分の気持ちが伝えられないため、お友達とおもちゃで一緒に遊んでいて、つい、相手におもちゃを奪ったり、噛み付いたり、叩いたりしたりすることがあります。

そのような時に、頭ごなしに「ダメ!」と言うのではなく、「〇〇したかったんだね」と子どもの気持ちを代弁し、暴力を振るわなくても、自分の気持ちを伝えられることを根気よく教えていくことが大切です。

また、子どもが辛くて悲しい思いをしている時に、「痛かったね」「嫌だったんだね」と、今自分に起きている感情を言語化することによって、気持ちを言葉が対応するようになり、他者の気持ちを思いやることができる、共感力の芽を育てることにつながっていきます。

「家族の日」だんらんホリデーをきっかけに、親子のコミュニケーションを見直すきっかけにもしてみてはいかがでしょうか。