2021-08-13
伊丹市「家庭の日」だんらんホリデーとは
Category:子育てにお役立ち情報
伊丹市では、第3日曜日を「家族の日」だんらんホリデーと設定し、家族一緒に過ごす機会を作る日として、
伊丹市民皆で、家庭や家族の大切さについて改めて考えていただくことを目的としています。
「家庭の日」だんらんホリデーとは
伊丹市では、家族みんなが一緒に過ごし、家庭や家族の大切さについて改めて考えていただく、という目的の元
設定されました。毎月第3日曜日を「家族の日」だんらんホリデーとし、
伊丹市内の多くの店舗が「家庭の日」だんらんホリデー協賛店として、様々な割引サービスを実施しています。
家で家族みんなでゆっくりしたり、一緒に外食をして食事をしたりして一家団欒の機会を設けてみてはいかがでしょうか。
「家庭の日」だんらんホリデー7・8月のテーマ
「家族の日」だんらんホリデーでは、月別に伊丹市からテーマが発信されているのをご存じでしょうか。
2021年7・8月のテーマは、「いじめのない伊丹のまち みんなでつくろういじめをなくすために」
となっており、毎年7月を「伊丹いじめについて考える強化月間」と位置づけているのだそうです。
いじめの問題は年々低年齢化しており、文科省の調査によると、現在のいじめのピークは小学校2年生となっています。
10年前まではいじめのピークは中学1年生でしたので、そのピークが5年も早くなっているということです。
いじめの低年齢化の原因として挙げられているのが、子どもたちのストレスからくる攻撃的な感情が挙げられています。
物心ついたころから、自分の気持ちを抑え込んだり、常に緊張を強いられるような状態が続いていると、小学校に上がった環境の変化と相まって、爆発してしまう子が多いようです。
2才までは、まだ言葉によって自分の気持ちが伝えられないため、
お友だちとおもちゃで一緒に遊んでいて、つい、相手のおもちゃを奪ったり、
噛みついたり、叩いたりしたりすることがあります。
そのような時に、頭こなしに「ダメ!」というのではなく、
「〇〇したかったんだね」と子どもの気持ちを代弁し、
暴力を振るわなくても、自分の気持ちを伝えられることを根気よく教えていくことが大切です。
また、子どもが辛くて悲しい思いをしているときに、「痛かったね」「嫌だったんだね」と、
今自分に起きている感情を言語化することによって、気持ちと言葉が対応するようになり、
他者の気持ちを思いやることができる、共感力の芽を育てることにつながっていきます。
「家族の日」だんらんホリデーをきっかけに、
親子のコミュニケーションを見直すきっかけにもしてみてはいかがでしょうか。