伊丹園ブログ

ベビーマッサージでスキンシップ

2021-06-18

ベビーマッサージでスキンシップ

ベビーマッサージでスキンシップ

赤ちゃんとのスキンシップができるベビーマッサージですが、
やってみたいけどいつから始めたらいいのかな?やり方がイマイチよく分からない…
とお悩みの保護者さまが多いようです。
そこで今回はベビーマッサージについてや、簡単なやり方などについてお伝えいたします。

ベビーマッサージについて

ベビーマッサージとは、その名の通り、赤ちゃんを優しくマッサージすることによって、
まだ言葉が話せない赤ちゃんとのコミュニケーションを取ったり、
赤ちゃんはもちろん、マッサージをする保護者の方もリラックス効果があるなど
様々なメリットのあるマッサージです。
なお、ベビーマッサージは生後1か月以上たってからが良いとされています。

ベビーマッサージを行うことで、以下のような効果が見込めるとされています。

・赤ちゃんとの愛着関係を深めることができる
・脳や身体の発達を促す
・血液循環が良くなり、消化機能を助ける。
・免疫システムの強化をサポートする。
・リラクゼーション効果により、眠りが深くなりやすくなる

ベビーマッサージの方法

まずベビーマッサージは1日1回15分程度で充分です。
赤ちゃんの機嫌や健康状態を見てよいタイミングを見計らって行ってみましょう。
基本的には、お風呂上りや就寝前が良いとされています。

マッサージはオイルを使うイメージがあるかもしれませんが、
服を着たまま行うものもあります。
いずれにしろ、こうしなければならない!というものではありませんので、
赤ちゃん、マッサージを行う保護者の方が楽しんで、リラックスすることが大切です。

【用意するもの】

・天然オイル
ベビーマッサージ用に100%天然由来成分で作られた肌に優しいオイルが販売されています
ただし、全身に使用する前に部分的に塗って必ずパッチテストを行うようにしてください。
・バスタオル
・お気に入りのおもちゃやぬいぐるみなど

【基本のやり方】

まず事前に、保護者さまの手をお湯につけて温めておきましょう。
冷たい手でいきなり赤ちゃんに触れるとビックリしてしまいます。

バスタオルの上に裸の赤ちゃんを寝かせて、
これからマッサージして気持ちいいしようね、など声をかけて開始しましょう。
摩擦で赤ちゃんの肌を傷つけないよう、手のひらにオイルを塗り、マッサージを開始します。

①足のマッサージ

脚は付け根から膝まで、膝から足首までと、両方の手で握りながら滑らせて交互になでおろします。
前面だけでなく、ふくらはぎの裏もしっかりなでおろしましょう。
両足共マッサージができたら、赤ちゃんの足首を優しく握り、片足ずつ交互にお腹に近づけるように
曲げ戻しする動きを数回行いましょう。
赤ちゃんが飽きないように、1.2,1.2と声をかけながらリズミカルに行うようにしましょう。

②上半身のマッサージ

お腹のマッサージは、手の平で「の」の字を書くようにおへその周りを温めるように撫でます。
この時、強く押しすぎないように注意してください。
のの字が終わったら、赤ちゃんの胸に両手をあてて、ハートを描くように撫でおろします。
次に、赤ちゃんの方に両手を置いてしばらく肩を温めてから、
肩から手頸に向かって優しく撫でおろします。
最後は手のひらを親指を使ってリズミカルに手のひらをもみもみしてあげましょう。
赤ちゃんの顔をしっかり見て、「気持ちいいね~」と笑いかけてあげるようにしてくださいね。

③背中のマッサージ

赤ちゃんをうつ伏せにして、赤ちゃんの肩甲骨に両手を置いて、
背中からお尻までゆっくりと撫でおろします。
最後はお尻をハートを描くようにして、優しくマッサージして終了です。
終わったらしっかり水分補給をして、「気持ちよかったね」と声をかけてあげてください。

いかがでしたでしょうか。
慣れない内は一気にやろうとせず、部分的にする所から始めてみましょう。
ぜひ、ベビーマッサージで親子の絆を深めてくださいね。