英語保育士を目指すためのコンテンツ

英語を嫌いにならないために、やめどき・休みどきの見極め方

乳幼児期の英語は、楽しみながら触れることがいちばん大切。でも、続けているうちに「最近あんまり乗り気じゃない」「効果があるのかな?」と不安になることもありますよね。
続けるか、いったん休むか…
その見極めポイントを知っておくと、英語を“嫌い”にさせず、むしろ長く楽しめるきっかけになります。

 

成長につまずきはつきもの。焦らなくて大丈夫

子どもの成長は波があります。

・話したい時期
・聞いて吸収する時期
・興味がちょっと離れる時期

これらは自然な流れ。
「今は英語が進んでない…」と感じる時は、“吸収のための準備期間”であることも多いのです。

 

「やめどき」ではなく「休みどき」と考える

いちばん大切なのは、完全にやめないことよりも、“嫌いにならないこと”です。
子どもが「楽しい」と思えなくなっているなら、一度ペースをゆるめるサイン。
一旦“完全にやめる”のではなく、週1回→週3回ほんの短時間 など、頻度を下げるのがおススメです。

[こんなときは“休みどき”]
・歌や絵本に乗り気じゃない日が続く
・レッスン中にイライラ・ぐずりが目立つ
・親の声かけに「いや!」が増えてきた
・親が「やらなきゃ…」と負担に感じている

 

お休み期間にしておくとよいこと

休むときは「英語ゼロ」にしなくても大丈夫。生活の中で自然に触れる程度でOKです。

・英語の歌を流す(聞き流しで◎)
・英語絵本を読み聞かせではなく「眺める」だけ
・お風呂で one, two, three だけ数えてみる

ポイントは「認識として置いておく」こと。子どもにとって英語が「あたりまえのひとつ」であれば十分です。

 

“再開のサイン”は子どもの小さな変化にある

再開のタイミングは、子どもが自分から英語に触れたとき。

・英語の歌に体が揺れる
・アルファベットのおもちゃを手に取る
・英語の挨拶をふっと口にする
・自分から「見たい・歌いたい」と言ったとき

これは、「また受け入れる準備ができたよ」の合図です。
無理なく少しずつ、再スタートするとよいでしょう。

 

親が大切にしたい心構え

「できた」より「楽しめた」をほめる
短時間でも続いていれば、それは十分
比較しない。子どもは子どものペースで育つ

幼児期の英語は、「身につける」より「好きでいられるか」がいちばん大切です。好きを守れば、必要な時に伸びていきます。

カテゴリ

アーカイブ

人気の記事