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2021.6.24
職場での働き方・関わり方
保育士が英語力を求められる時代。
外語学科系の学生の方や、現在は保育以外の職業に就いていて英語を活かした仕事をしたいと考えていらっしゃる方に「英語保育士」は引く手あまたの魅力的な職業です。
英語を保育教育として取り入れている保育施設はもちろん、園内では常に英語のインターナショナル・プリスクールなどが活躍の場となります。各保育施設ではどの程度の英語力が必要なのでしょう。こちらでは施設ごとに必要な英語力のレベルをご紹介します。
2020年度から小学生の英語が必修科目になったことから保護者の英語に対する関心が高まっています。
「親が子どもに習わせたい習い事ランキング(学研教育総合研究所2019年)」では「英語・英会話」が第1位となるほど。
保護者のニーズに合わせて、私立だけでなく公立の保育施設でも英語教育を取り入れるようになっています。
英語が好きで英語を活かせる職業に就きたいと考えている方は英語力に力を入れている保育施設からは重宝され求められる存在なのです。
週に1度決まった時間に「英語の時間」を設けられていることが多い英語教育を取り入れている保育施設。
外部から招いたネイティブの講師が担当することが多く、高い英語力が求められることはほぼありません。
採用の際の英語力も不問で、簡単な英単語を使って気持ちを伝えられたらOKです。
ネイティブ講師や子どもたちと一緒に英語を楽しめる方が歓迎されるでしょう。
主に日本人の0歳から小学校入学前の子どもたちに英語教育を行う保育施設・プリスクール。
日本語を使うところもあれば、全く日本語を使わない方針の施設もあります。
英語の修得を目的としている保育施設のため、保護者のニーズに応えてその施設数は増加傾向です。
英語力は日常会話レベルがあればOK。
英語と接する機会が多いので保育士として働きながら英語力のスキルアップができます。
施設によってはネイティブ講師のサポートと講師、園児、保護者の橋渡しを任せられるので、意思疎通ができる英語力を求められる場合も。
留学経験や積極的に英語でコミュニケーションをとろうとする姿勢が採用面接の際に評価される傾向にあります。
主に日本に住む外国人を対象にしていますが、帰国子女などの日本人枠を設けている保育施設もあります。
最近では日本人の保護者が英語力をつけるためや異文化交流の経験を積ませるために入学させるケースも。
対象年齢は1歳から小学校入学前がほとんどで、小学校低学年の学童保育を行っている場合もあります。
求められる英語力は日常会話からネイティブレベルのもの。
英語しか話せない講師や園児、保護者とスムーズなコミュニケーションを求められるからです。
園の方針によっては、高度な英会話力がなくとも子どもが好きで保育に本気で取り組み、英語も身につけていこうと考える方であれば好意的に受け止められるでしょう。
インターナショナル・プリスクールであれば、日常的に英語を使えますし外国人講師や子どもたちと触れ合うことでグローバルな視野を養うことも英語力をアップさせることも可能です。
英語が得意な方であれば保育士資格を取得して就職先の選択肢を広げるのはいかがでしょうか。