2022-08-15
お子さんにこんな症状ありませんか?夏バテの原因と対策方法
Category:子育てにお役立ち情報
いつも元気で走り回っている小さなお子さんも夏バテをすることをご存知でしょうか。
夏場の温度変化に身体がついていかず、自律神経のバランスをくずすことによってさまざまな症状がでます。
こちらでは夏バテの症状、原因や対策方法についてご紹介しましょう。
夏バテの原因・症状
夏バテの症状は疲れやすかったり、だるかったり、熱っぽいといった症状から、イライラや立ちくらみ、めまい、食欲がなくなるといった症状です。
お子さんにこのような症状があったら夏バテの可能性があるでしょう。
暑さで体の調子を整える神経の働きが乱れ、お腹の調子が悪くなりご飯が食べられなくなります。
すると必要な栄養が取れなくなり、疲れが溜まり、体の調子が悪くなるのです。
また、この季節、暑い場所やクーラーで冷えた場所など、意図せず大きな気温の変化があると対応のコントロールができなくなります。
特に小さなお子さんは、大人に比べて体温調節がうまくいかないため、体温が上昇しやすく体力を消耗するのです。
夏バテの対策の基本は規則正しい生活
夏バテの対処法は熱中症対策にも繋がります。
●栄養バランスの良い食事
タンパク質やクエン酸、ビタミンなどミネラルなどバランスよくとる事は大切になります。体を作る上で大事な栄養素のタンパク質、疲労回復に良いとされるクエン酸、ビタミンB1やビタミンCを含んだ食物を多く取ることで夏バテの対策につながるでしょう。
食欲が落ちてしまう時期ではありますが、バランスの良い食事を規則正しく1日3回取ることが大切です。
また、冷たいものや甘いものを取りすぎないようにするのも重要でしょう。
●軽い運動で汗をかく
適度な運動して汗をかくことも大切です。
今の時期であれば朝夕の涼しい時間に30分位の軽い運動すると良いでしょう。
●こまめな水分補給
体の温度調節機能を発達させるには汗をかくことが大切ですが、汗をかいた上で水分補給も大切になります。
脱水症状が気づかずに起きている可能性もあるので喉が渇いたと感じる前に水や麦茶、経口補水液などでこまめに水分を補給しましょう。
●疲れを溜め込まないようしっかり休養
体調のコントロールをするためにはしっかりと休養することも大切です。
ぬるめのお風呂にゆっくりつかりくつろいでから寝ると良いでしょう。
疲れを溜め込まないように十分な睡眠をとってください。
●過ごしやすい環境
外気温と室内の温度差を5度以内にすることで自律神経の働きに支障をきたしにくくなります。
外気温にもよりますがクーラーの設定は25度から28度が良いでしょう。扇風機をうまく利用してクーラーの風が直接お子さんに当たらないように、冷やしすぎないように気をつけてください。