2023-05-01
こどもの日は何をする日?
Category:子育てにお役立ち情報
大型連休の中日ですが、いかがおすごしでしょうか。
連休中は毎年途中で天気が崩れ、寒暖差も激しいのでお子さんの体調には気をつけたいところですね。
病気をせずに元気に育つようにというと、その願いを込めるこどもの日。
5月5日は日本古来からの伝統を大切にお子さんへ伝えていきたいものです。
こどもの日にすることについてご紹介しましょう。
端午の節句・こどもの日とは
「端午の節句」は1月7日の「人日」、3月3日の「上巳」、7月7日の「七夕」、9月9日の「重陽」と並ぶ五節句のひとつ。
男の子の健やかな成長を願う日です。
そのため鯉のぼりや五月人形、菖蒲湯に入るなどさまざまな願いを込めた習慣があります。
「こどもの日」は祝日法で定められた国民の祝日です。
男女に関わらず子どもの幸福で健やかな成長を願い、保護者に感謝する日といわれています。
端午の節句の風習
5月5日には、子どもたちの成長や健康を願ってさまざまな風習が残っています。
鯉のぼりをあげる
力強く泳ぐ鯉のぼりはその力強さや「鯉の滝登り」から根気強さ、立身出世を表しています。
親鯉と子鯉がいるのは、親鯉が子鯉の成長を支えるためと言われているのです。
五月人形を飾る
鯉のぼりもですが、五月人形を飾る風習が残る地域もあります。
鎧兜をまとったものや金太郎を模したもの、日本の伝統文化に関するものなど多種多様な種類がありますが、どれも男の子の将来を祈る意味や、邪気払いの意味が込められています。
柏餅を食べる
こどもの日が近づくとお店の店頭に柏餅が並びだしますね。
柏の葉で包まれたお餅で、食べることで無病息災、健康成就が叶うと言われる縁起物です。
柏の葉には食べ物を腐らせないようにする成分が含まれているため先人の知恵ですね。
柏の葉は新しい芽が出るまで葉が枯れ落ちないことから、子孫繁栄の願いも込められていました。
お子さんが誤って葉を口にしたり、お餅で喉を詰まらせないよう気をつけてください。
菖蒲湯に入る
菖蒲湯に入るという習慣も残っています。
菖蒲の葉の束をお風呂に入れて浸かり、無病息災や邪気払いができるとされています。
実際にリラックス効果がある香りや、疲労回復の成分も含まれているので迷信だけということもないのです。
ただしお子さんと入るときには、肌荒れがあるときには避けましょう。
肌に負担にならないように、お風呂からあがるときにはきれいなお湯で流していつものようにスキンケアをしてあげてください。