サンライズキッズ看護師のコラム

2022-9-29

悲しい時や嬉しい時にポロポロ落ちる涙。目が痛い時にスーッと流れ落ちる涙。

でも、泣いた時や目が痛い時にだけ涙は出ているのではありません。

常に目の表面を涙で覆っています。

今回、その涙の役割についてお話したいと思います。

『涙の量』

目の表面は常に涙で覆われて濡れています。

寝ているとき以外は分泌されていて、一日の量は1g以下と言われています。

その量は、学童期を過ぎたあたりから減少し始めます。

『どこで作られるの?』

目の斜め外側上方向に主涙腺があり、瞬きのたびに目の表面に涙が広がります。

それによって、目の乾燥を防いでいます。

そして、目頭にある涙点から鼻の奥の方に流れ込み、最終的には飲み込まれています。

『役割』

・目の表面を覆って外界の刺激から目を保護する

・リゾチームという殺菌作用をもつ成分が含まれているため感染予防する

・目の表面の細胞に酸素や栄養を運ぶ

・表面の角膜を潤すことで外からの光を正しく屈折させ物を鮮明に見ることが出来る

・目に入ったゴミを洗い流す

『涙の減少』

涙が減ってしまうと、目の表面が乾燥して細胞が死んでしまいます。そして傷がついて、目がゴロゴロと違和感を感じるようになります。これが、ドライアイの症状です。

涙は、自律神経によってコントロールされているので、気持ちが落ち着いている時は出やすく、逆に緊張感が高まっている時には出にくくなります。

『涙が溢れ出るのは?』

目にゴミなどが入った時に刺激を受けて出る反射性の涙の他に、喜怒哀楽の感情が引き金となる情動性の涙があります。

情動性の涙は、感情の高ぶりにより自律神経の活動が促され涙腺から大量の涙が分泌されて溢れ出てしまうのです。

 

次回は急増中の『子どものドライアイ』にお話したいと思います。『涙』のコラムまだ続きます...

 

サンライズキッズ保育園  看護師  浅井恵理子