絵本読み聞かせプログラムについて

サンライズキッズ保育園では、1日10冊以上の絵本の読み聞かせを行うことで、以下の発達を促すことに力を入れています。

 

絵本読み聞かせプログラムについて

本を読むことはもちろん、読み聞かせには思考力、想像力、集中力、記憶力、他人への共感力などさまざまな効果を育み、子どもの成長に大きな効果があると言われています。

文字を認識できるのは、5歳以上と言われ、識字能力がない年齢の子どもに読み聞かせを行っても効果がないのではないか?と心配される方もいらっしゃることでしょう。 0~2歳の子どもは、文字は認識できませんが保護者や保育士が絵本を読み聞かせることで、読み聞かせによる音声だけでなく、絵や文字に対する視覚を結びつけ、見ているものを認識する認知システムが向上されると言われています。

視覚
言語
認知

という3つの要素が脳内で連動し、結びつくシステムができあがるということは、文字を学ぶ前の重要なステップです。

読解力、識字能力は学ぶのにふさわしいその時期に突然備わるものではありません。 その前の準備段階を経て、その時期に学ぶことができるのです。

 

1日10冊以上の読み聞かせを行います!

サンライズキッズ保育園では、1日10冊以上の絵本の読み聞かせを行うことで、以下の3つを養うことを目的としています。

基礎学力の構築
知的好奇心の熱成
集中力を持続できる力の鍛錬

基礎学力と知的好奇心については、絵本から得られるものが多くありますが、集中力を持続する力というのは、1日3冊程度の読み聞かせでは鍛えることは不可能です。 そこで、読み聞かせをする絵本の数を増やし、繰り返し行っていくことで集中力を持続させる力を養うのです。

 

●これを毎日継続する事で

 

 

読み聞かせの効果を最大限に高めるために実践すること

サンライズキッズ保育園では、1日10冊以上の絵本の読み聞かせを行うことで、以下の3つを養うことを目的としています。

 

●保育士全員で読み聞かせを行う

日々の保育時間で、同じ先生を読み手にすることは、10冊以上となるため負担になるだけでなく、子どもの興味や集中力を妨げる原因にもなります。 読み手が変わることで、声のトーンや読み方など1冊の絵本でも聞こえ方や楽しみかたも変わるため、子どもの興味を引き、集中力の向上に繋がります。

 

●午睡時間前の読み聞かせを必ず行う

子ども教育専門家の松永暢史さんによれば、一番良い読み聞かせをする時間は、「寝る前」なんだそうです。

その理由は、脳は睡眠中に記憶を知識として定着させるため、学習効果が高まります。

午睡前の時間に読み聞かせを行っている園は多いのですが、当園では特にこの午睡前の読み聞かせに力を入れて行っています。

 

●日本の文化や四季のイベントを描いたものや、東京にちなんだものなどバリエーション豊かな絵本

サンライズキッズ保育園が、読み聞かせを行う絵本は、日本の文化や四季のイベント、東京にちなんだ絵本を多く取り入れています。

絵本を通じて自然と日本の文化や行事を学ぶことができるのはもちろん、絵本で見聞きしたことを実際に保育園で体験することは、「五感=視・聴・嗅・味・触」を刺激し、子どもたちの豊かな感性を磨いています。

 

読み聞かせの絵本例

十五夜会

  • おやすみなさいおつきさま(評論社)
  • まんまるおつきさん(偕成社)
  • だんごたべたいおつきさま(ほるぷ出版)

 

ひな祭り

  • もりのひなまつり(福音館書店)
  • おひなさまのいえ(世界文化社)
  • みんなでおひなさま(教育画劇)