今回はそんなZoomの上座機能についてご紹介しましょう。
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◆日本独自の上座ルール
ある日本のユーザーの会社で、Zoomに詳しくない年配の役職者がこう言いました「序列順に上部からウィンドウを表示して、偉い人は大きく表示し、社長は最上部に固定しろ」
そもそもそんなことはその時点ではできませんでした。Zoomを使って複数人でミーティングを行う際、表示は完全にランダムです。
また、ハングアウトミーティングなどでも同じく表示順はランダムです。
これは、前時代的な考えの年長者や、Zooｍについてよく知らないのに横柄な態度をとる役職者を揶揄したちょっとした笑い話として話題になりました。
ちなみに上座（かみざ）とは、お座敷の一番奥、入り口から一番遠い席を指します。
実際の飲み会などでは偉い人ほど奥に座り、下っ端は出入口付近の下座になることが多いのでなんとなく知っているという方も多いのではないでしょうか。
危険も少なくたち歩く必要がないため、偉い人は上座に座るのが昔からの習わしのようです。
◆日本の上座ルールに忖度しての実装？
ところがなんと9月1日に追加された「カスタムビュー機能」を使うと、一覧（ギャラリービュー）に表示される参加者の並び替えをすることができるのです。
つまり「偉い人順に上から並べなおす」ということが可能になるわけです。
…というのは極論だとしても、順番が任意に並べなおすことができることは、部署ごとに並べたり、発言者の順番に並べたりと便利な側面もあるのが事実です。
また、ドラッグで簡単に操作で切りることもポイントです。
◆日本の上座ルールに忖度したわけではない
開発元曰く、日本の上座ルールに忖度したものではないそうです。
世界的なオンライン会議ツールであるZoomが日本の一部のルールに合わせるというようなことはまずありえませんから、それももっともですね。
実際にカスタムビュー機能を使えば便利なことも多数あり、オンラインでの会議をさらにスムーズに行うことができる工夫の一つであることがわかります。
オンライン婚活パーティーなどでも通常の婚活パーティーのように座席準で並び替えることをすれば、どの異性としゃべっていたかなど混乱が少なくなるかもしれませんね。
監修：エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂
