気をつけて!オンライン婚活パーティーに潜む罠

気をつけて!オンライン婚活パーティーに潜む罠

このコロナ禍で独身の女性から不動産投資の相談が相次いでいるとのこと。
オンライン婚活パーティーで知り合った男性から不動産投資を進められ、トラブルに巻き込まれることが増えているのです。
向上心をもって将来のために貯蓄や投資をすることは良いことですが、婚活女子は狙われているので要注意!
オンライン婚活パーティーで狙われてしまう女性や潜む罠をご紹介します

目次

  1. 婚活中の女性の不安につけ込む
  2. 狙われる婚活女性の特長
  3. オンライン婚活パーティーだからと安心するのは危険
  4. 投資はポジティブな気持ちで始めるのが大事

 

婚活中の女性の不安につけ込む

卑劣な詐欺は婚活中の女性の弱みにつけ込みます。
昨今のニュースやコロナ禍で「急に収入がダウンしたらどうしよう」、「老後に2000万円必要って言われても困る」と不安に思っている人はたくさんいらっしゃいますが、独身の女性には「結婚しないかもしれない」「このまま一生独身かも」という不安がプラスされます。
意識をしなくても、きょうだいがいないと独りぼっちになってしまうという不安を抱えているでしょう。
現代女性は働き続けることができますが、簡単ではないですし、多くの男性より収入が低いことも現実です。
そこに「ひとりで老後をむかえるかも」「老後2000万円問題」という課題が浮上。
そんな中、結婚を考えてもいいなと思っている男性から「このワンルームマンションで老後の不安が解消できる」と言われたら、飛びついてしまうでしょう。

 

狙われる婚活女性の特長

いろいろな場面で不動産投資を進められるのは、30代以上で比較的収入が高かったり、上場企業の会社員や公務員など安定した職業についていたりする女性。
オンライン婚活パーティーやマッチングアプリで知り合った男性から不動産投資をすすめられた方もいらっしゃいます。
収入が高い人ほど狙われる可能性があり、40代や30代だけでなく、20代の女性も被害にあった方がいるのです。
こういった収入の高い女性は向上心もあり、生活やお金に関する知識を手に入れようと勉強しています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響でリアルで開催されるセミナーは中止になりましたが、その間もオンライン投資セミナーは活況でした。
外出自粛が解除されたことで、オンラインセミナーに参加していた女性がリアルに勧誘される可能性が高まります。

 

オンライン婚活パーティーだからと安心するのは危険

オンライン婚活パーティーに参加して、ZOOMで会話するだけではマンションの契約はできません。
とはいえ油断ができないのが悲しいところです。
オンラインでのやりとり中で男性は不動産投資のことについて「楽に儲かる」「将来が心配だったらマンションを持って置いた方がいい」とささやきます。
男性との将来を考えている女性は、男性の仕事のことや不動産投資のことを鵜呑みにして「おそろい」「役に立ちたい」「それで不安が解消されるなら」と興味を持つようになるでしょう。
そこで実際に会えるようになったら資料を見せ、具体的な物件を紹介して「今なら簡単にローンで買える」「30代女性でそのくらい収入がある人はみんな買っている」「家賃保証もついているから、万一空室になっても安心」などとすすめて、悪い物件を高い値段で100%ローンで買わせられるのです。

 

投資はポジティブな気持ちで始めるのが大事

老後のことを考えて貯蓄をしたり、投資をしたりすることは、もちろん良いことです。
しかし、「老後が不安だから」というマイナスな感情で始めてはいけません。
オンライン婚活パーティーで知り合った男性からすすめられた物件が、良い物件で適正価格だと聞いても、ローンにしないこと。
現金で買えば良い資産になりますし、退職後も家賃収入を産んでくれるでしょう。
しかし、それよりも頼りになるのは健康な身体と稼ぐ力。そしてそれを支えてくれるパートナーの存在です。

 

投資をするのであれば、時間とエネルギーとお金を作り出すことにかけることを優先させましょう。

 

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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