恋愛心理学「好意の返報性」とは

恋愛心理学「好意の返報性」とはオンライン婚活パーティーで気になる人を見つけたら、もっと距離を縮めたい、振り向いてもらいたいと思いますよね。
LINEやZoomで連絡を取り合っているけれど、なかなか距離が縮まらない。
進まない婚活にもどかしさを感じている方におすすめなのが「好意の返報性」です。
勧誘や営業にも使われている心理テクニック、興味ないですか?

目次

  1. 好意の返報性とは
  2. 「好意の返報性」の注意点
  3. 恋愛における「好意の返報性」の例

好意の返報性とは

バレンタインデーにたとえ義理でも職場の仲間からチョコレートをもらうと「ホワイトデーにお返しをしなければ」という心理が働きます。
これが「好意の返報性」です。
人からの好意を与えられると、自分も同じように好意を返したくなる法則。
スーパーで見かける試食販売なども、返報性の原理が働いています。
「タダで試食をさせてもらったのだから、何かお返しにかわないと」という心理が働いてついつい買ってしまうというものです。
つまり、人から好意を寄せられると、好意を寄せられた相手は、自分も好意を寄せてきた相手を好きかもしれないという心理になり、そのまま好きになってしまうということ。
もちろんその法則が成り立つ条件はあります。

「好意の返報性」の注意点

前提として相手とコミュニケーションがとれている

相手がきちんと自分とのコミュニケーションをとる意思がなければ「好意の返報性」は
発動しません。
仮にオンライン婚活パーティーで出会ったとしても、相手がこちらに興味がなければ成り立たないのです。

相手から嫌われていたら逆効果

相手がこちらをどう思っているのかを確認することが重要です。
どちらかというと苦手な部類に入る人から好意を押し付けられてしまったら、あまり気持ちが良いものではありません。
お互いの気持ちがエスカレートしていくと、最終的にストーカーと間違われてしまう可能性があるので気をつけましょう。

好意を示す=告白する、ではない

直接的に相手に対して告白するということが「好意を伝える」ということではありません。
「好き」という気持ちを持っているということを、表情や態度、雰囲気などでそれとなく知らせるのです。
好意を示すこととはっきりと言葉で伝える告白とではかなり異なります。

相手の「気持ちに余裕がある時」に好意を示す

あまりにも仕事が忙しかったり、新生活が始まったばかりで落ち着きがないという状況で相手から好意を向けられても、考えている余裕がないという時は誰にでもあります。
そんな時に好意を伝えても、恋の返報性の法則は受けられないでしょう。

恋愛における「好意の返報性」の例

注意点は抑えなければいけませんが、恋愛におけるさまざまな場面で「返報性の法則」は使われています。

恋愛対象に見られていない相手に「気になっている」と伝える

仕事や趣味の話が合って、いろいろな話ができる相手ではあるけれど、あきらかに恋愛対象に見られていない場合。
「前々から気になっている」と伝えることで相手日に日に気になって仕方なくなるということが起こります。
周囲からそれとなく好意を伝えてもらうのも「好意の返報性」の心理が働いて、恋愛対象に格上げされる可能性が高いです。

ちょっとしたプレゼントを渡す

特別な時に大きなプレゼントを渡すのではなく、バレンタインデーにちょっとしたチョコレートを、残業のときにコーヒーをなど相手が気を使わない程度のプレゼントを何度も渡しします。
そのうちにお礼のデートにつながり、軽くアプローチしたら「好意の返報性」が働いて結果的に付き合うことになったという例もあります。
毎回好意を伝えることで「好意の返報性」が働くとは限りません。
しかし好意を寄せられて嫌な気分になる人は少ないので、「好意の返報性」を恋愛に生かすのはいかがでしょうか。
何かしら好意をもっていることを伝えたり、匂わせたりして、恋の駆け引きを楽しんでみるのも良いですね。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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