2020年が明けてから、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっています。薬やワクチンの開発が急ピッチで行われていますが、しばらくの間は、「新しい生活様式=ニューノーマル」を送る必要があります。
婚活の世界も同様。新しい生活様式の中で、婚活はどのように変化してきているのでしょうか。
目次
コロナ禍でのキーワードは「オンライン婚活」
ウイルスはそれ自体が自ら感染しようと動く訳ではなく、人を介して感染します。ですから、人との接触を極力減らす工夫が必要となります。それとともに経済活動も並行して行い、人々の生活を維持しなくてはなりません。
そうなると必要なのが、オンラインでの人との関りです。
このコロナ禍でオンラインビデオ会議アプリ「ZOOM」が脚光を浴びています。実際に会わなくても、オンラインでできるところはオンラインで行おう、という動き。
さまざまな業界でテレワークが導入され、必要に応じてZOOMやSkypeなどでミーティングを行うケースが増えました。
婚活業界も全く同様で、実際に会わなくてもオンラインでできるところは進める「オンライン婚活」がスタンダードとなりつつあります。
結婚相談所と婚活アプリ、両方のいいとこどり「オンライン婚活」
★結婚相談所や婚活イベントのメリット&デメリット
結婚相談所はアドバイザーが付き、お相手の検索からお見合い、交際、プロポーズまでサポートしてくれます。料金は高めですが、社会的に信用のできる人が結婚を目的に集まっているため、確実性の高い婚活方法。何よりも実際にお相手と会えて話ができることが最大のメリットです。
しかし、カウンセリングからお見合いまで何回も出向かなければなりません。
婚活イベントも同様。一度にたくさんの異性と会うことができますが、そのイベントに自分の予定を合わせ、会場まで出向かけなければなりません。
そのため、「会場が遠いと行きにくい」「わざわざ休日を1日つぶしたくない」「せっかくおしゃれをして参加したのに収穫がないとやる気が失せる」という意見が多かったのも事実です。
★婚活アプリのメリット&デメリット
婚活アプリは、自宅にいながら空いている時間を使ってお相手を探すことができます。写真やプロフィールからお相手のことを把握し、メッセージのやり取りから始めます。何度かり取りをして、気に入ったらお互い会いましょう、という運びになります。
しかし、写真とプロフィールとメッセージのやり取りだけでは、お相手のことはほとんど分かりません、実際に会ってみたら「写真と別人だった」「メッセージのやり取りと実際の会話にギャップがあった」「いきなりキャンセルされ音信不通になった」という声も聞きます。
やはり直接会って話してみないとお相手の人柄やフィーリングを確かめることはできません。
★両方のいいとこどり「オンライン婚活」
オンライン婚活は、双方のデメリットを解消した画期的な婚活方法です。
結婚相談所ではカウンセリングからお見合いまでオンラインで行うように段取りされています。実際に出かける必要がなく、電車代も往復の時間もかかりませんし、全身おしゃれをする必要もありません。時短&高コスパでの婚活が可能となります。
また遠方の人とも会うことができるので、IターンやUターンを意識した婚活も可能となります。
一番のメリットは、婚活アプリではできなかった、「実際にお相手と話す」ことが、オンライン婚活では可能となること。
PC画面上のプロフールだけでは、その人のことはほとんど分からないと思ってください。
実際にお相手と話してみて、雰囲気・話し方・受け答え・相槌・笑顔・話題の振り方などを含めた人柄がだんだん分かってくるものです。
五感を使ってお相手のことをどう感じるか、より自然な恋愛に近い形で婚活ができる、それがオンライン婚活です。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂