恋愛心理学「ミラーリング効果」とは

心理学の世界では「類似性の法則」というものがあり、人は自分と似ている人や似たものに対して無意識的にも意識的にも好意を抱きやすいと言われています。
この法則を恋愛に当てはめると、相手の言動を鏡のように真似することにより、相手に好意や親近感を抱かせる心理テクニックとして応用できます。これが「ミラーリング」と呼ばれる効果。
オンライン婚活パーティーでもカメラ越しにミラーリング効果を使って、気になるお相手と仲良くなりましょう。

目次

  1. ミラーリング効果とは
  2. 婚活におけるミラーリング効果

ミラーリング効果とは

恋愛心理学「ミラーリング効果」とは

心理学でいうミラーリング効果とは、好意を持つ相手のしぐさや表情、動作などを自分が無意識に真似てしまったり、逆に自分と同じような仕草や表情をする相手に好感を抱くこと。「同調効果」とか「姿勢反響」とも呼ばれます。
相手を真似るとその人からは「好意や尊敬の気持ちを表現している」と認識されるので、人は自分と似た人を好きになるという類似性の法則により、相手は無意識にこちらに好意を抱くという、まさにオンライン婚活パーティーでも使いたい心理効果。恋愛心理学を紹介した本やサイトでも必ずといって良いほど登場しています。
恋愛に有効な心理テクニックですが、不自然だと逆に相手は嫌悪感を覚えるので注意が必要です。

婚活におけるミラーリング効果

●言葉を真似する

ミラーリングの基本は「自分と感覚が似ている」と相手に思わせること。婚活パーティー中、自然に相手の言葉を真似してみると良いでしょう。
たとえば相手が「○○って美味しいですよね!」と話したとき、「そうですね」と返事するのではなく「そうですね、○○って美味しいですよね!」というふうに、相手が話した言葉をそのまま使って会話します。

●メッセージを真似して返信する

婚活パーティーでメールやLINEを交換した後もミラーリング効果を狙うことができます。
言葉づかいや改行の仕方を真似たり、同じ種類のスタンプを使ったり、返信する時間帯を相手と同じくらいに合わせたり、といったことをすると効果的。好みやコミュニケーションの調子が同じだということをアピールするのです。

●仕草を真似する

気になるお相手との食事デートでも、ミラーリング効果を活用しましょう。
相手が飲み物を口にするのと同じタイミングで自分も飲み物を飲んだり、相手が手を叩いて笑ったら自分も同じように手を叩いて笑ったり、相手が腕時計を触れば自分も腕時計に触れてみたり…。自然に仕草を真似することで、相手はあなたに好意を抱きやすくなります。

 

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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