一昔前に比べて、40代～50代といった年代の方はまだまだ体力的にも元気で、金銭的にも精神的にも余裕があり、新しいパートナーを探そうと考えている方が多いため、婚活パーティーなどでもミドルエイジを中心とした企画はいつも人気です。
今回は40代、50代を中心としたミドルエイジの婚活についてご紹介します。
目次
◆ミドルエイジの現在
40代、50代というと「おばさん」「おじさん」という印象があるかもしれません。
しかし自身の周りにいらっしゃるミドルエイジの方を思い浮かべてみて下さい。10代や20代とは確かに様々な面で違いがありますが、思っているほど年を取っていないと感じるのではないでしょうか。
実際、令和の現代において、精神年齢の成熟や自立の芽生え（反抗期）は20年前と比べて上がってきているといいます。
例えば20歳で成人と昔は言われていましたが、現在は30歳にならないと成人としての自我が芽生えにくく、大学を卒業し20代を大きく過ぎてから反抗期を迎える方も少なくありません。
これは物理的に自立する年齢が上がった事にも由来します。昔は高校や大学に行けずに社会に出て働く人々が多く、否応なく大人になる必要があった事。また女性は適齢期になればすぐに結婚してなるべく早く家庭に入り子供を産み育てることが美徳とされてきたからです。
現在では男女ともに様々な生き方をすることができる反面、女性は若いうちに結婚する必要もなくなりました。職業面でも男性と同じく活躍することができるようになったので仕事に打ち込んでこられた方も多いはずです。
そのような20代、30代を仕事やその他恋愛以外に費やしてこられた方や若いうちは結婚よりも打ち込むものがあった方が成長した姿が現在のミドルエイジなのです。
◆ミドルエイジは本来の意味でのオトナ
20歳で成人したからと言って大人になれるものではありません。
大人というものは年月を積み重ね、考え方や行動などに責任感と分別を持ちしっかりと自立できる人間のことを言います。
そのような意味では、しっかりと考え、自身の将来を見据えたうえでパートナーを探したいと考えている40代、50代のミドルエイジの方は成熟した大人と言えるのではないでしょうか。
◆貴方は魅力的。ただし、20代や10代ではない。
40代や50代のミドルエイジの婚活において、特に男性に多いのが極端に若い女性とのカップリングを求めるというものです。
子どもが欲しいといった理由から若い女性を求める男性は少なくありませんが、それだけでなく自分の子どもと同じような年齢の異性、とにかく若ければ若いほどいいと言うような話も聞いたことがあります。
しかし、一つ考えて頂きたいことは「条件の良い異性があなたを選ぶ可能性はあるのか」という事です。これは女性にも言えることですが高望みではなく現実的に考える必要があります。貴方は40代、50代としてまだまだ魅力的で元気です。しかし10代や20代ではないのです。
自分を客観視し、冷静に土俵を見極め、自分の魅力をアピールすることは婚活においてとても重要なことです。
監修：エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂
