2005年にテレビドラマ化されたことで爆発的な人気を博し、韓国や中国でリメイク版が作られた他、今回タイでの実写ドラマ化が決定したそうです。
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『花より男子』とは
1992年から約12年の長期にわたって、集英社の『マーガレット』に連載された少女漫画です。
『花より男子』は全37巻、累計6100万部を売り上げ、少女漫画としては現時点では日本最大のヒット作と言われています。
ストーリーとしては、少女漫画の王道ともいうべきもので、
貧乏な家庭で育った主人公(牧野つくし)が、玉の輿を願う母親の勧めで、日本有数の御曹司や令嬢が通うことで知られる英徳学園に高校から入学したものの、
場違いなつくしは、学園を牛耳るF4(花の4人組)に目を付けられ、学校全体からいじめのターゲットにされてしまいます。
しかし「お金で買えないものはない」と考えわが物顔で学園全体を操るF4に対し、全く思い通りにならないつくしの態度に、F4のリーダーである道明寺 司は心惹かれていく…
というストーリーです。
『花より男子』は2005年に日本で最初にTBS系「金曜ドラマ」枠で実写化ドラマ化し、
主人公牧野つくしを井上真央さん、F4を道明寺司を松本潤さん、花沢類を小栗旬さん、西門総二郎を松田翔太さん、美作あきらを阿部力さんがそれぞれ演じ、
漫画のイメージそのままのドラマ再現に多くの女性視聴者の心をつかみ、平均視聴率は19.2%、こちらも同年秋クールNo.1のヒットとなりました。
どちらにしても15年も前の作品のため、30代以上の方には懐かしいものですが、20代の方はご存じないという方も多いことでしょう。
『花より男子』がタイで実写ドラマ化決定
『花より男子』は2001年に台湾、2009年に韓国、中国で実写ドラマ化しているのですが、中国版はなんと権利者よりドラマ化権利を取得せずに放映されたものだそう。
いずれも、日本同様イケメン俳優をそろえ、それぞれの国でヒットしたようです。
そして今回、原作終了から16年たってタイでの実写ドラマ化が決定したとのことです。
『F4 Thailand/Boys over flowers』のタイトルで、全16回で2021年夏にテレビ放送予定で、
制作会社GMMTV Co.,Ltd(略称:GMMTV)のインタビューによると、ラブコメからホラーまで幅広いジャンルで評価を受けているオー・パッター=トーンパーンが監督を務めるそう。
監督は、タイでは近年いじめや差別に対する問題意識が強くなっているため、そうした社会問題を強く意識したものになる、とのことでした。
原作はどちらかというと王道シンデレラストーリーなのですが、タイ版はどのようになるのか、楽しみですね。
日本でも、おそらく動画配信されるかと思いますので、原作やドラマを知ってる!知らない!という人もぜひこの機会に王道ラブストーリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂