「流し」という存在をご存知ですか?「知らない」「今はいない」という声が聞こえてきそうですが、実は現在でも「流し」の文化は続いているのです。
新型コロナウイルスの感染拡大防止による外出自粛期間中、少し昔のドラマや曲が好まれて試聴されていました。
「流しのいるオンライン横丁」もそんなどこか懐かしい日本の文化でコロナ疲れを癒やしてくれるでしょう。
オンライン婚活パーティーで出会った方を誘って一緒にノスタルジックな世界に浸ってみませんか?
目次
平成の流し
戦後から1970年代ゴロまで夜のエンタテインメントとして、また歌手への登竜門のひとつとしての役割を担っていた「流し」。
ギターやアコーディオンなどの楽器を片手にお店を渡り歩き、お客さんのリクエストに応えながら一曲披露するという「昭和」なイメージではないでしょうか。
一般的に余り知られていませんが平成から令和になった今でも流しの文化は脈々と続いています。
推進しているのは、流しの復活と発展を目指す「平成流し組合」です。
20代~50代の男女が50名ほど所属しており、上野や新橋、恵比寿や吉祥寺などエリアを分けて流しの活動を行っています。
流しのいるオンライン横丁
この新型コロナウイルス感染防止による外出自粛期間により、オンラインで流しがナマ歌を披露する「流しのいるオンライン横丁」を平成流し組合が5月10日よりスタートしました。
水曜から日曜の20時より無料ビデオ通話アプリのZoomを使って営業を開始します。
昭和歌謡曲や演歌のイメージが強い「流し」ですが、レパートリーは豊富でJ-POPもOK。
その時の気分に合わせて好きな曲をリクエストして、ナマ歌を披露してもらえます。
参加者へのオンライン飲みwith「流し」だけでなく、流しがこれまで活動してきたお店の紹介コーナーも設けているので、気になる人はチェックしておきましょう。
開店時間の変更やテイクアウトを開始したなどのニュースや、お店、料理の魅力などを伝えてくれます。
外出自粛期間が本格的に解除されたら、オンライン婚活パーティーで出会った方と一緒に出掛けてみてはいかがでしょうか。
Zoomで気軽にノスタルジックな世界へ
「流しのいるオンライン横丁」への参加は、公式TwitterからZoom参加用URLにアクセスするだけと簡単です。
ビデオとマイクをミュートにして、ただ歌に聴き入りましょう。
もちろん他の参加者と会話を楽しむことも可能ですし、なにかしながらの参加でもかまいません。
ふらっと街へ飲みに行ったら、流しが店で歌っていた、そんなノスタルジックな世界への扉を叩いてみませんか。
新しい生活様式に変わらなければいけない状況だからこそ、変わらないのが良いノスタルジーな場所で癒やされてみてください。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂