データで見る婚活 離婚率とその理由

婚活成就の先にある結婚がゴールと感じていて、その先の幸せな結婚生活しか描いていないという方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、結婚は幸せなことばかりではなく、夫婦で乗り越えなければいけない障害が必ずあるのです。
では、年間どれくらいの夫婦がその結婚生活に幕をひいているかご存知でしょうか。
婚活を成就させてやっと手に入れた幸せな結婚。ずっと幸せでいるために、なぜ夫婦が離婚してしまうのかをデータを通してみていきましょう。

データで見る婚活 離婚率とその理由

目次

  1. 日本の離婚率
  2. 離婚の理由
  3. 幸せな結婚を続けるために必要なこと

日本の離婚率

「厚生労働省「平成29年(2017)人口動態統計(確定数)の概況」によると、2017年の離婚件数は21万2000組で、「(年間離婚届け出件数/10月1日現在の日本人人口)×1000で算出される離婚率は 1.70となっています。
離婚率が高い都道府県は「沖縄県(2.44)」「宮崎県(1.97)」「大阪府(1.96)」。
ちなみに2017年に提出されている婚姻届けが60万7000組なので、よく結婚した3組に1組が離婚するといわれていますが、このデータからもそのことがよくわかるでしょう。
年齢別の離婚率の割合は20代以下が年々低下している状況ですが、30代では40%、40代は20%。50代の離婚率は年々増加傾向にあります。
若いうちに結婚をして10年以内に離婚をするカップルよりも、年齢を重ねてから離婚するカップルの割合が多いのです。
いわゆる熟年離婚ですが、婚姻期間が20年以上の夫婦が離婚することをいい、子どものためにどちらかが我慢している、仮面夫婦を続けているということが多いのでしょう。

離婚の理由

離婚の理由

離婚の理由はその環境や状況によってカップルの数だけあります。
ただし、総務省調べでも、全家庭裁判所司法統計でも一番多い離婚の理由が性格の不一致。
続いて不貞行為や肉体的精神的DV、家族との折り合いが悪いことや価値観が違うといったことです。
熟年離婚が年々増えているのは女性が経済的に自立できるようになってきたことが大きいでしょう。お互いが定年を迎えたときに改めて自分の人生を見つめなおしたり、子どもが成人したので親の役目を果たしたということから離婚に踏み切る方もいらっしゃいます。

幸せな結婚を続けるために必要なこと

婚活を行い、幸せな結婚生活を送るためにぜひしてほしいことは「結婚式」です。
結婚式場を経営するアニヴェルセル株式会社がインターネット調査したアンケートで結婚式も披露宴も行っていない夫婦の離婚率は8割を超えていました。
今のご時世、オンライン婚活はもちろんオンラインウェディングも行われています。
ぜひ形と思い出に残る結婚式を行いましょう。
夫婦は合わせ鏡と言われています。
お相手が優しくなくなった、なんだか変わってしまったと思ったら、まずは自分を見つめなおしてみましょう。そこで思い当たらないときは不安や不満を相手に伝えることです。
ため込んで爆発してしまい、それが離婚につながることもあります。
お互いのことを思いやり、我慢しすぎずにコミュニケーションをとること。
それが幸せな結婚を続けるために必要なことです。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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