新型コロナウイルスはまだまだ終息する様子がなく、長い付き合いになりそうです。
最近はウィズコロナという言葉が台頭し、コロナに気を付けながら快適に過ごすことが大きなテーマとなっています。
そして男女の恋愛観も大きく変化しました。このコロナ禍で異性を選ぶ時には、どんなことを重要視するようになったのでしょうか?
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改めて「内面を重視する」という人が増えた
新型コロナウイルスの影響で、恋人を選ぶうえで内面を重視するという人がかなり増えました。
今までも、お相手の内面や人柄を重視するという声は多くありました。それと同じくらい、お相手の見た目や雰囲気もとても重要、という声も多かったのは事実です。
それがコロナ禍で、相手の人柄や中身の方がより大切と考える人が一気に増えました。
おうち時間が増え、顔を合わせることが増えたカップル。お互いにテレワークをしたり子どもの相手をしたりと、二人の協力体制がより重要となります。
お互いを思いやることができる人間性が最も重要視されるようになりました。
未曽有の危機が起こっている今、性格や人柄こそ長い結婚生活を送る上で本当に大切なことだと気付かされたのです。
広義での危機管理能力があるかどうかを見る人が増えた
コロナ禍で注目を浴びるようになった視点が危機管理能力です。もともとは仕事上で何かの危機が起こった時に、被害を最小限に押さえることができる能力のことを言いました。
これがこのコロナ禍では、自分なりに感染を防ぐ工夫ができたり、収入が減っても生活できるようにやりくりできたり、転職や副業を考えたりと、柔軟な考え方ができる能力に通じています。
また、精神面も大きいです。コロナ禍で大変だ大変だと騒ぎ、収入が減る、仕事がなくなる、政府は何をやっているんだ、と言いたくなるのも分かります。
しかし、自分が今できることは何か、生活するために必要なことは何かを冷静に考えることが大切です。
コロナ禍で家族がずっと家にいるため、妻の家事育児の負担が増え、ストレスが増したと言われています。
子どもの学校がずっと休校になり、再開したと思ったらいきなり詰め込み授業。心身の不調を訴えるのも無理はありません。
自分自身も大変な窮地に追い込まれていますが、自分だけが大変なわけではありません。家族も同様です。こんな時こそ危機管理能力を発揮し自分や家族を守れる男女が求められています。
オンラインで試しに会ってみてから決めたいという人が増えた
婚活で、実際に会う前にオンラインでビデオ通話をしたいという人も増えました。
実際に会うのが難しい中、オンライン婚活が台頭してきたことも背景にあるでしょう。
今までのケースを考えると、結婚相談所の場合、お相手の写真とプロフィール情報だけでお見合いを申し込み、OKされたら次はいきなり実際に会うことになります。むしろこれがスタンダードでした。
婚活イベントも同様。複数人の男女がいきなり会って話をするところから入りました。もし参加者の中で好みのお相手がいない場合、カップリングの際に困ったことになりますし、ぜっかくお金と時間をかけて1日つぶして来たのに、と残念な気持ちになるでしょう。
これらを踏まえ、事前にビデオ通話をして、「本当に会いたい相手なのかどうか」を見極めたいと考える人が大幅に増えました。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂