新型コロナウイルス感染拡大防止による外出自粛中に普及したオンライン婚活。
外出自粛が解かれてもオンライン婚活は人気を博しています。
そんな中マッチングアプリ「Dine(ダイン)」に登録する未婚の男女1,299人を対象に、アフターコロナの出会いについてアンケート調査が行われたので、ご紹介します。

アフターコロナの出会いの手段

・オンラインツールのみ使う・・・男性58％　女性62％
・合コン・・・男性18％　女性16％
・街コン・・・男性11％　女性8％

アフターコロナでは人の集まる場所に行くこと自体を避ける傾向にあります。
外出自粛中に合コンや街コンを出会いの場にしていた人が、オンラインツールの出会いが「家に居ながら出会える」ということから利用を開始し、その便利さから今後も利用したいという方が増えたと考えられるでしょう。
このことから、アフターコロナにおいてはオンラインツールでの出会いが主流になる可能性が高いです。

アフターコロナでもオンラインデートをしたいか

・利用したい・相手が望むなら利用したい・・・男性71％　女性53％

「利用したい」と回答した方は男女共に28％。
「利用したい」理由は「まだ外出するのが怖いから」、「時間やお金をかけずに、相手を知ることができるから」などが挙げられています。
コストをかけずに相手を知ることができる、というあたりに男性の割合が多い理由があるようです。
また、「利用したくない」という女性の理由で多かったのが「深い仲になる前に部屋を見られたくないから」。
「ビデオ通話アプリが苦手」という理由も挙げられました。
女性の半数が「オンラインデートよりもリアルなデートをしたい」と考えています。
アフターコロナでは一定数「オンラインデートしたい」という方を残しながら、オンラインから実際に会うデートへ、という形がスタンダードになってくるでしょう。

アフターコロナの出会いで重視するポイントは

・会えるまでのスピード重視・・・男性25％　女性16％
・会える人の質を重視・・・男性63％　女性78％

「質を重視」と答えた方の理由は、「まだコロナが収束していないのでむやみに会いたくない」「未曾有の危機を一緒に乗り越えられる人と出会いたい」「時間を有効に使うために、質を求めたい」など。
収入や容姿のスペックではなく、メッセージのやり取りや会話を通して「この人会えば楽しい」「この人と会いたい」とオンライン上で信頼関係が築かれているということが重視する「質」に繋がっています。
数多くの人と実際に会って判断するのではなく、オンラインで交流を深めてから「本当に会いたい」を見極めて合うという出会いの傾向になっているのです。
恋人・結婚相手の候補と実際に会うまでに、相手のことをよく知り、実際に会う人を絞ることがアフターコロナの出会いの主流になります。
オンラインデートは相手を見極めるフィルターなのです。
「会えるまでのスピード重視」する男性の意見としては、「コロナ禍で再び身動きが取れなくなる前に恋人を作りたい」という方もいました。

監修：エクシオ婚活アドバイザー北川志穂