恋愛心理学「カリギュラ効果」とは

オンライン婚活パーティーで出会い、やり取りをしてきた相手ともう少しで初デートになりそう、もう少しで両想いになれそうという恋愛で一番楽しいとき。
しかしなかなかあと一歩が踏み出せないときに恋愛のアクセントとなってくれそうなのが「カリギュラ効果」です。
カリギュラ効果を上手に利用して、相手の気持ちをぐっと引き寄せましょう。

恋愛心理学「カリギュラ効果」とは

目次

  1. カリギュラ効果とは
  2. 恋愛に使えるカリギュラ効果の例

カリギュラ効果とは

昔話にも「カリギュラ効果」が潜んでいます。
「つるの恩返し」では「絶対にこの扉をあけないでください」とおじいさんおばあさんに忠告した娘が、部屋で一人何をしているのか我慢できずに部屋の扉を開けてしまう、というシーン。
「浦島太郎」では「絶対に開けてはいけない」と乙姫から言われた玉手箱を、浦島太郎が開けてしまうシーンです。
「絶対に開けてはいけない」と言われるとストレスを感じてしまい、それを克服するために生まれた強い欲求が禁止されたことを破ってしまいます。
これが「カリギュラ効果」です。
このカリギュラ効果はビジネスシーンでは人にものを購入させるテクニックとして使われています。
恋愛でも駆け引きのテクニックの一つとして使えるのです。

恋愛に使えるカリギュラ効果の例

恋愛に使える「カリギュラ効果」の一例をご紹介します。
しかし多用はしないようにしましょう。相手が弄ばれていると感じたら本末転倒です。

「これ以上●●すると~」とじらす

「これ以上LINEすると朝までになるからまたお休み」
「これ以上話すと楽しくて寝たくなくなるからまた今度ね」
なんて言われたら、もっとLINEしたり話したりしたくなりませんか。
お相手はあなたと話すことが楽しみになることは間違いありません。
次の展開を期待させる映画の予告編のようにじらす言葉を駆使しましょう。

あえて誘いを一回断り、フォローを入れる

デートに誘われてもすぐにOKしないのも「カリギュラ効果」を狙っています。
まず、仕事などほかの予定を理由にお誘いをいったん断りましょう。
しばらくしてから「時間がとれた」とOKします。
断られて一度がっかりしたところに、デートができるということで喜びが高まるのです。
お相手は「自分のためにわざわざ時間を空けてくれた」と思い、自分が大切にされてると感じます。
ただし、何度もやると相手も慣れてしまうので、使う頻度は少なくしてください。

2人だけの秘密を作る

「このことはあなたにしか言ってないから」
こう言われると相手はあなたを意識します。
さらに
「二人だけのひみつだから他の人に話さないでね」
なんて言われると、自分だけにしか話されていないという特別感と二人だけの秘密を守るという気持ちがあなたへの気持ちを高めていくのです。
その秘密を思い出す度にあなたのことを思い出すでしょう。
あなたのことを意識する機会が増えれば増えるほど、恋心が芽生えていくのです。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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