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自分と似ている人に魅かれる人
類は友を呼ぶということわざの通り、人間関係においては基本的に自分と似たタイプが回りに集まってきます。
心理学的に『類似性の法則』というものがありますが、人は共通点が多い人ほど、相手に対して好感を持つ、という特長があります。
心理学的にどうこうと言われなくても、同じものが好き=気が合う!という風に考えますよね?ですので、気が合う人=居心地が良いわけですから、自然とそういった人があなたの周りに残ることになりますし、また一緒にいる時間が長いほど、その相手のことを好きになりやすい、というわけです。
似ている人と付き合うメリット
似ている人とお付き合いするメリットで代表的なものは以下のようなものが挙げられます。
①居心地が良い
②多くを語らなくても伝わる
③ケンカが少ない
④趣味を一緒に楽しむことができる
一番のメリットはやはり『安心感』があり『ストレスが少ない』ことでしょう。自分の価値観と同じ人と一緒にいるということは、それだけ意見の衝突も少ないわけですから、基本的に心穏やかに過ごすことができる、ということです。
また、好きなことや趣味も同じ場合は、デートも二人一緒に思い切り楽しむことができます。
結婚するにあたって、一番重視することに挙げられるのが『価値観が一致すること』となっています。これは、現在の離婚の原因1位が『性格の不一致』となっていることからも、結婚するには非常に重要な要素だといえます。
似ている人と付き合うデメリット
良いことずくめで、結婚相手に最適と思われる自分と似ている人ですが、デメリットにはどのようなことが挙げられるでしょうか。
①短所を補うことができない
②自分の世界や価値観が広がらない
③ケンカになった時にこじれることがある
デメリットとして挙げられるのは、自分の成長につながりにくい、ということです。
自分と似ている人、価値観の合う人とだけ付き合っていれば、衝突が少なく安心できますが、意見の違う人とコミュニケーションを取ることや、新たな価値観を吸収することが難しくなります。
自分と似たタイプで価値観も同じということは、短所も同じであることが多く、その場合二人でいると短所を補うどころか、増幅されてしまう可能性もあります。
また、お互いに頑固なタイプ同士だったりした場合は、ケンカになった時に収拾がつかない可能性もあります。
自分と似ていない人と付き合うメリット
それでは自分と似ていない人と付き合うメリットはどのようなものがあるでしょうか。
①自分の知らない価値観を学ぶことができる
②視野が広がり、新しい楽しみが増える
③自分の苦手なところ、短所などをフォローしてもらえる
自分と似ていない人と付き合うメリットは、やはり自分とは違う価値観に触れることで、自分の世界を広げることができる点にあります。友人同士の付き合いでも学ぶことはできますが、恋人という特別な存在として接するのはまた別ものです。
新たな価値観に触れて、やっぱり自分には合わないとなるのか、やってみたら楽しかった!になるのかは、まずはそういう世界を持っている人に出会わなければ始まりませんよね。
また、ネガティブなタイプの人がポジティブな人とお付き合いした場合、お互いから積極性や慎重さを学ぶことができ、短所を補える関係になれるのも大きなメリットです。まさに二人で一つの存在です。
自分と似ていない人と付き合うデメリット
自分と似ていない人と付き合うデメリットは以下のような点があげられます。
①価値観の違いからケンカになりやすい
②すれ違いが積み重なってストレスがたまりやすい
③休日や趣味を一緒に楽しめない
自分と似ていない人と付き合うデメリットは、やはり基本的な考え方が違うため、一緒にいることでストレスが強くなる関係性になることが挙げられます。そのため、些細なことで喧嘩になりやすいでしょう。
自分と似ていない人と付き合うには、そもそも自分との違いを楽しむ、そういう考え方もあるということを受け入れる度量がお互い持っていない場合、どちらか一方が我慢するか、すれ違うかのいずれかになってしまいます。
自分と違うことをポジティブに考えられるかどうか、が自分と似ていない人と付き合うポイントと言えそうです。
いかがでしたでしょうか。
自分に似ている人と、似ていない人それぞれにメリット、デメリットがありますが、最初は違うタイプと思っていても、長く一緒にいる内にお互い似てくるということもあります。
まずは、色々な人との出会いを楽しむことができるよう、出会いのチャンスは広く持つようにしてみてくださいね。
監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂