いつも横浜オーダースーツのナガサカのブログをご覧頂きありがとうございます。
本日は擦り切れてしまったシャツのエリとカフスについてのお話です。
こちらの画像をご覧ください。
シャツは何度も洗濯をしているとエリやカフスの部分が摩擦などにより生地が薄くなっていきやがて擦り切れてしまいます。
カフスの先やエリは目立つ場所なので、あまりにも酷く擦り切れるとみっともないので着れなくなってしまいます。
見頃や袖はダメージが少なく綺麗な状態だと勿体無く感じてしまいますが寿命なので諦めて処分するしかないか….となってしまいますが、そんな状態のシャツでも蘇る可能性がありますので諦めないでください!
必殺の「エリカフス交換」です。
「エリカフス交換」とは
一般的なワイシャツの構造上、エリとカフスはそれぞれ独立したパーツを
エリは見頃の首回りに、カフスは袖先に後から縫い付けます。
その様な構造のおかげで擦り切れてダメになってしまったそれぞれのパーツを解き新しいパーツ(いつでも手配が出来る白無地の生地)に交換する事が可能なのです。
見頃の生地の状態にもよりますが仕上げ直しをすると本当に新品同様の状態に戻ります。
修理期間 : お預かり日から約3週間
修理金額 : エリ交換 5000円+税 カフス交換 5000円+税
ちなみに↓の画像は修理後のイメージ画像です。
…..しかしこの必殺技が使えないケースや注意点がいくつかあるのでご説明を致します。
1、シャツ全体のダメージが激しくカフスやエリをつける部分が破けてしまっていると綺麗に解く事ができない為、付け替えができません。お預かりして解く段階まで分からない場合もございます。
2、特殊な素材(鹿の子・ニット)の場合、目が細かく縫い目が埋まっている為、解く事が出来ませんので取り替えはできません。
3、イタリアンカラー等、見頃と一体になっているなど特殊なデザインの場合はお断りさせていただいております。
4、ボタンダウンの襟型からワイド系などのボタンを使わない襟型には変更出来ません。元々ボタンが付いているところに穴が開いてしまっている為。
5、交換の生地は白無地限定です。
なんと、当店でお作り頂きましたシャツに限り現物のシャツお持ちの方、先着で5名様に
「エリカフス交換」を通常10000円+税のところ無償で承らせて頂きます。
どうぞお早めにお持ちくださいませ。
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