雨を楽しむ絵本
梅雨の時期は、雨が降っていて外で思いっきり遊ばせてあげれない…。保育園の送り迎えが大変!など、子育て中の保護者にとっては憂鬱な季節かもしれません。そんな梅雨の時期だからこそ、親子で楽しる時間をつくりたいですね♪雨の日も気持ちが晴れやかになる絵本を2冊紹介したいと思います。
歌って楽しめる絵本
絵本「あめふりこまのこ」
しとしと降る雨の中、お山でお散歩を楽しむ いたずらくまの子のお話です。魚はいないかな?と何度も小川を覗くこぐまの姿が愛らしく、傘の代わりに頭に葉っぱを乗せる姿が自然の温かさを感じさせてくれます。
童謡「あめふりくまのこ」(作詞:鶴見 正夫 作曲:湯山 )の歌を知っていますか。歌と絵が同じストーリーになっているので、歌いながら楽しめる絵本です。歌を聞いたり歌ったりすることは、語彙を増やし言葉の発達を向上させることにも繋がっていきます。大好きなお父さんやお母さんの優しい声で歌ってあげると子どもの心が和み、温もりを感じる経験は自己肯定感を養います。
梅雨の季節を感じる
絵本「あめふりさんぽ」
女の子がレインコートを着て、長靴履いて、お気に入りの傘をもってお散歩にでかけるお話です。
梅雨の季節を感じさせる紫陽花やカタツムリ、おたまじゃくしやカエルが登場します。女の子の生き物を大切にする優しさに心が温かくなります。絵は水彩画が描かれています。綺麗な絵を見ることで、子どもの感性が豊かになります。絵本の中で「ざーざー」「ちゃぷちゃぷ」「ぽたぽたぽたん」などいろいろな雨音が出てきます。子どもと一緒に実際の雨音との聞き比べを楽しめそうですね!
絵本の力
子どもたちは、絵本の中で出会う生き物や自然に興味を示すようになります。絵本を見てイメージを膨らまし、実物を見たり触ったりして、五感を刺激することによって知識が蓄え、想像力、思考力が養われていきます。言葉だけでは伝えきれない絵本の世界観を親子で楽しんではいかかでしょうか。