育てたい力
子育ての中で、育てたい力は沢山あると思いますが、
ぜひ「非認知能力(非認知的能力)」も育てていきたいですね。
「非認知能力(非認知的能力)」という言葉はまだ聞きなれないという方も多いかもしれませんが、どういう能力なのでしょうか? 簡単に言うと、3つに分けられます。
- 目標に向かって頑張る力(目標の達成、やり抜く、忍耐力、目標への情熱、粘り強さ、自己効力感)
- 感情のコントロール力(自己調整、情動の抑制、自制心、回復力、自尊心、自信、楽観性)
- 人とうまくかかわる力(他者との協働、コミュニケーション力、協調性、共感、親密性、尊敬、親切さ、気遣い)
など基本的な人格形成につながる能力のことを指します。
ちなみに、IQで計ることができる能力は認知能力といいます。
この「非認知能力(非認知的能力)」を育てる事で
幸せホルモンが沢山でて、育脳にもとても大切な事と言われています。
「非認知能力(非認知的能力)」を育てる土台として大切な事はなんでしょうか。
それは
0~2才の段階で
・基本的信頼感
→自分が他者から愛され、大切にされているのだという感覚を身に付けることです。
・泣いたら抱きしめてくれる、お腹がすいたらご飯をくれる。汚れたら着替えさせてくれる。そんな日々の積み重ねで基本的信頼感は
育っていきます。
「ぎゅ~」
-
自己肯定感
→自分に価値があることを分かっている、自分の力を信じられる、自分は大切な存在だと知っているということです。
・お子様にあなたはママとパパの宝物だよと語りかけてあげてください。
・沢山褒めてあげましょう。
「かっこいいのが作れたね」
-
アタッチメント
→何かあったらあの人のところへ行けば絶対大丈夫、泣けば自分のところに駆けつけてくれることです。その見通しを持つことです。
・初めての場所・・・ここは大丈夫かな?心配だけどママが近くにいるから
きっと大丈夫という感覚をもてるようにしましょう。
・泣いてきたら抱きしめて大丈夫だよと声をかけてあげて下さい。
この3点をしっかり身につけると「非認知能力(非認知的能力)」はグングン伸びていきます。
ぜひ大切にしてみて下さいね。