子どもと睡眠
人と睡眠
人にとって、睡眠は生きていく上でとても大切です。
睡眠には、疲労を回復したり、日常のストレスを解消したりする働きがあります。適度な時間の睡眠は、充実した生活を送るためには欠かせないものになっています。
近年はスマホやパソコンの普及から、私たち大人も睡眠の質が低下していますが、子どもにもその影響が出ています。
よい睡眠とは?
睡眠は子どもにとって、とても大切なものであり、必要なものであることは誰もが知っており、できることならば、子どもにはよい睡眠をとってほしいと思いますよね。
それでは、よい睡眠とは具体的にどのようなものでしょうか?
①決まった時間に眠りにつき、決まった時間に起きる
決まった時間に眠りにつき、起きることは、安定した自立神経機能を保つためには大切なことです。
時間の例をあげると、夜の8時から9時、朝は6時から7時までの間、ぐっすりと眠れることが理想です。
朝は太陽の光をあびると、すっきりと起きることができます。お日様と一緒に起きることができるといいですよね。
②必要な睡眠時間を知る
年齢によって、子どもの必要な睡眠時間は変わってきます。生まれて0~3か月は14時間から17時間。4~11か月は12時間から15時間。1~2歳は11時間から14時間です。
必要な睡眠時間は月年齢によって変わってきますので、必要な睡眠時間を知り、調整することができるといいですね。
よい睡眠をとるためには?
それでは、よい睡眠をとるためには、どうしたらよいでしょうか?
<時間>
できれば、毎日同じ時間に起きたり、寝たりすることができるとよいですね。また、眠る際には、電気を消し、明るい中で寝ないことも質のよい睡眠につながります。そのため、眠る30分前にはテレビやスマホなどの画面を見る事は控えましょう。眠る前にテレビやスマホを見てしまうと、目が冴えてしまい、眠れなくなってしまいます。眠る前には少し照明を落とした部屋でゆったりと絵本を親子で読む時間が取れるとよいですよね!
<食事>
食事の面では、朝食は必ず取り、炭水化物やたんぱく質などをバランスよく食べましょう。また、出来るだけ同じ時間に食べられるとよいです。
夕食の際には、眠る2時間前までには夕食を済ませましょう。また、夜は脂質が多い物はできるだけ避け、お腹に優しいものを食べられるとよいと思います。
<運動>
日中はしっかりと身体を動かしましょう。公園に行って遊んだりすることもおすすめです。サンライズでは、天気の良い日にはみんなでお散歩をしたり、園庭で遊んだりして、日中戸外で身体を動かす活動も取り入れています。日中たくさん外で身体を動かすと、食欲も出て、しっかりと眠ることができます。
毎日、お仕事や家事、育児など忙しい日々の中、子どもを寝かしつける事はとても大変ですよね。
子どもにとって睡眠はとても大切ですが、「早く寝かせなければいけない!」と固く考えすぎずに、時には少し寝るのが遅くなってしまった!という日があってもいいのではないかと思います。
お父さんやお母さんが無理なく、子どもたちの生活リズムを整えられることができるといいですよね!