1歳からの習い事で育脳!
赤ちゃんとの生活は楽しいことばかりではありません。家に閉じこもってばかりいると、社会から切り離されたように閉塞感を感じるママも多いでしょう。
気分転換やママ友との交流を求めて習い事をさせる人は急増しています。初めての習い事を通して育脳をしましょう。
習い事は何歳くらいからがいい?
その昔、子どもが習い事を始めるのに適した年齢は、「6歳の6月6日」と言われていました。6歳を過ぎれば、ある程度集団生活ができることや、先生の言うことが理解できることなどからこのように言われていました。
技術や能力の習得が目的の習い事なら、これくらいの月齢からでないと難しいでしょう。
現代では3~4歳から習い事を始める子が多いです。乳幼児の発達に関する研究が進んで、その月齢に合った方法が分かってきたことが大きいです。
また、「いろいろな経験をさせてあげたい」「才能を伸ばしてあげたい」と願うご両親が増えたことや、少子化で子ども一人にかけるお金が増えたことも要因です。
1歳でも習いごとは始められます。でも何かを習得することや、技術や能力を身に付けることではなく、親子で一緒に楽しみながら育脳する時間ととらえましょう。
習い事をするメリット~赤ちゃん編~
1歳の赤ちゃんは、歩いたりとび跳ねたりすることができるようになってきますし、物の名前を理解したり積み木を重ねたりもできるようになってきます。これくらいの月齢の赤ちゃんでも習い事をさせるメリットはたくさんあります。
●手指を使う能力・全身の運動能力など、五感の発達を促す
●子どもの興味を引き出す
●他人とのかかわりを学ぶ
●親子でコミュニケーションが取れる
●褒められることで喜びを感じる
習い事をするメリット~親編~
習い事は子どものためだけではありません。ママやパパにとってもうれしいことがたくさんあります。
●気分転換になる
●ママ友やパパ友ができる
●他人の子どもの様子が分かる
●両親で子どもの成長について話し合うきっかけができる
●子どもの成長が感じられる
1歳児におすすめの習い事
1歳児の習い事に効果や結果を求めるのはNG。遊びの延長と考え、親子で楽しむことを念頭に置きましょう。1歳児の育脳は親子で触れ合うことが土台となります。
●スイミング
クロールなどの泳法を習うのではなく、親子で水に触れることが中心。水への恐怖心もなくなりますし、水中と陸上では体の動かしかたが違うので、良い刺激になります。
●リトミック
音楽に合わせて体を動かすことで、豊かな感性が育ちます。世界中で音楽を使った幼児教育が行われています。
●体操
体の動きがどんどん活発になってくる1歳児。体力アップや運動能力・バランス感覚の向上などに有効です。たくさん動いてぐっすり寝ることも育脳の一環です。