五感を育む感触あそび|もっと知りたい育脳教育!|サンライズ育脳教育.com

サンライズ育脳教育.com
  1. サンライズキッズへの
    お問い合わせはこちらから
  2. 050- 5804- 0320050- 5804- 0320 受付時間(平日10:00~17:00)
もっと
知りたい
育脳教育!
2021/02/05

五感を育む感触あそび

感触遊びって一体どんな遊びでしょうか。

生活の中で体験できる感触遊びは、自然の中や「水あそび」「紙あそび」「砂遊び」「ねんど」「食材ちぎり」などたくさんあります。第2の脳といわれている手は、様々な刺激を敏感に感じ取っています。ドロドロ・ベタベタ・サラサラ・冷たい・温かい等の色々な触感を感じながら、つまんだり握ったり丸めたりすることで、大脳が働き五感が刺激されます。

感触遊びの大切さ

子どもは、『触る、嗅ぐ、聞く、味わう、見る』の五感を使って遊び、たくさんの事を覚えていきます。

乳児期から感触遊びを行い、たくさんの物に触れてきた子どもは、刺激をたくさん与えられ好奇心旺盛で、何にでもチャレンジしようと新しい試みを持つことが出来るようになります。また、想像力など考える力が備わり、新しい出来事にも動じずに受け入れるようになります。逆に感覚遊びが少ないと新しい出来事があったらパニックになってしまったり、受け入れられなかったりする傾向が見られるそうです。

 

五感の発達を促す感触あそび

五感の発達を促すのに特別なトレーニングなどは必要ありません。日常生活で行うちょっとした遊びでも、子どもの五感に刺激を与え、脳の活性化を促すことが可能です。自宅で簡単に実践できる五感発達におすすめのおうち遊びを紹介します。

1、新聞紙あそび

適当な大きさに破いた新聞紙を目の前でくしゃくしゃっと丸めて見せてあげると、子どももまねして新聞紙をくしゃくしゃ丸めて遊ぶようになります。新聞紙が小さく丸まっていく様子は変化に富んでいて楽しいですし、くしゃくしゃという音や、新聞紙のさわり心地、紙をつぶしていく感触などを味わうのは視覚・触覚・聴覚にほどよい刺激を与えます。

2、寒天あそび

市販の粉寒天を説明書に添って寒天をつくります。容器の形や大きさ、水分の量を変えたり、食紅で色を付けると遊びが広がります。まずは、大人が固まった寒天をトレーやボールに移し「ぐちゅぐちゅ~」と言いながら気持ちよさを感じてみてください。寒天をつぶす際のなんとも言えない感触を一緒に楽しんでみてください。

3、絵の具あそび

画用紙に絵の具を少し出し、密閉できる袋の中に入れます。袋の上から絵の具をつぶすと絵の具が広がり色々な形ができあがります。色々な色を転々と出して色が混ざり合う様子も楽しんでみましょう。目で見て触って肌につけてなど五感を大いに刺激できる絵の具遊びは脳の成長にもってこいの遊びですが、家ですると汚れるのが気になる・・と言う方も、この方法だと汚れを気にせず感触遊びが楽しめます。

感触遊びを嫌がる子には

感触遊びは、初めての感覚に嫌がる子もいます。そんな時は無理強いせず、大人がまず楽しむ姿を見せましょう。楽しそうにしているのを何度も見るうちに『楽しそうだな』『触ってみようかな~』『でもできるかな?』という気持ちになってきます。その時に「一緒にしてみようか?」と誘ってみるのもいいですね。
遊びの中で、触わったり見たりして感じたことを、言葉や表情や身体で表現し、発見する楽しさから興味関心を持ち、見たり考えたりしながら遊びが膨らんでいきます。五感をたくさん働かせる「感触遊び」は、乳児期・幼児期にいっぱい楽しみたい遊びのひとつです。おうちでもぜひ大胆に遊んでみてください。