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育脳教育!
2019/03/23

英語が大好きな子どもにするために大切なこと

幼児期から英語を始めた方がいいと聞くけれど、具体的にいつから始めたらいいの?
と悩む保護者の方が多くいらっしゃるようです。
一般的に英語習得にかかる学習時間は、少なくとも「およそ2400時間」必要だと言われています。
日本の中学から高校で学ぶ英語の授業時間はトータルで800時間弱のため、
英語を話せるようになるには、やはり早期から英語に触れておくことが大切だと言うことが分かります。

また、子どもには、英語が難しいとか2400時間学ぶ必要がある言語だというような先入観が一切ありません。
何の先入観もないということは、聞いたままをそのままの情報として脳にインプットできるということです。
そのため、中学以降に英語を学びはじめるよりも、リスニング力やスピーキング力が格段に向上しやすいとされています。

英語好きの子どもにするためには

英語好きの子どもにするためには、英語に触れる初期段階で子どもが英語に親しみを持ち、ごく自然に英語が生活に溶け込むよう、周りの大人が準備をすることが大切です。
特に6歳までの子どもにとっては、日々の生活や遊びの中で「英語は楽しい!」というイメージを持たせること、「僕(私)は英語ができるんだ!」という自信を持たせることが重要になります。
勉強熱心な保護者の方の中には、正しい文法や正しい発音にこだわる方もいらっしゃるようですが、まずは、子ども自身が「楽しむ」ことが大切です。

子どもを英語好きになってもらうには以下4つのポイントがあります。

①英語を学ぶ際、勉強と言わない

②英語をいちいち日本語に言いかえたりせず、英語は英語のまま記憶させる

③英語に触れる際は、音や映像をメインにする

④正解と不正解の枠組みだけで学ばせない

⑤英語をコミュニケーションの1つとして活用する

 

「好きこそものの上手なれ」の言葉とおり、子どもは興味のあること、自分が興味のあることは進んでやるようになるため、英語力もぐんぐん伸びると言う訳です。

TPRで英語を体に馴染ませよう

TPR(Total Physical Response)は日本語では「全身反応教授法」と訳されており、1960年代にアメリカの心理学者により提唱された指導方法です。
「子どもに保育者が英語で指示を出し、それに対して子どもが言葉や動作で反応するようにする」ことで、上記に記載した①②④⑤を網羅することができる優れた学習方法です。
英語でも日本語でもそうですが、言葉は意味と行動を伴って理解していなければ習得したことにはなりません。
保育者が「Stand up」と言ったら立つ、「Run!」と言ったら走る、「Stop!」と言ったら止まるというように、言葉と行動を連動させて覚えさせるのです。子どもがルールを理解するまでは、実際に保育者が指示を言いながら自らやってみせると、理解しやすくなります。

この方法はとてもシンプルですが、ゲーム性があるため子どもが楽しんで取り組むことができること、基本的な動詞を習得できるといったメリットがありますので、ぜひ取り入れてみましょう。

英語はあくまでもコミュニケーションツールのひとつ

英語はこどもにとって、自分の意思表示をするためのコミュニケーションツールの1つとして位置づけます。
また、自分の気持ちをはっきりと表すことが難しいとき、子どもの中にはっきりとした答えがなくても、直ぐに「教える」のではなく、子どもの迷いや考えの中にその萌芽があると考え、その萌芽を伸ばし、子どもの発話を促す働きかけを行います。

「どうして?」「どうやって?」「本当はどうしたい?」「どうすれば良いと思う?」

これらの言葉をかけることによって、自分の気持ちを言語化し、子ども自らが答えをだすことや
行動の過程を考えるようになるきっかけとなるのです。

このように、幼児に英語を自然に学ばせるためには、日々の生活の中での保育者の声掛けや働きかけが重要だということがお分かりいただけることでしょう。