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育脳教育!
2024/10/15

人間の大脳は4つの部位から構成される

人間の大脳の中で需要な働きをする「前頭葉」「頭頂葉」「側頭葉」「後頭葉」。ここではそれぞれの働きが育脳とどんな関係があるかをご紹介します。

前頭葉

前頭葉は、学習・推論・意欲・思考などを司どり、感情をコントロールする分野と言われています。
人格の形成に大きく影響し、性格や資質の土台が作られる分野なので、生まれたときから大切に育んでいきたいですね。

手や指を使ったり目でいろいろなものを見たりすると発達が促されます。シンプルな色合いで赤ちゃんがつかみやすい形のおもちゃや、やさしい音がするおもちゃで興味を引きながら一緒に遊んであげましょう。
なにげない日常生活での抱っこや声掛け、微笑みかけも、前頭葉の発達には重要な意味があります。

頭頂葉

頂葉は体の感覚を分析して運動したり空間を認識したりする分野と言われています。五感はここで養われ、芸術分野の能力も司るとも言われています。

ブロックや積み木遊び、立体的なビーズ・ループを動かしたりするおもちゃで一緒に遊ぶと、空間認識力が高まります。
また、いろいろな味やにおい、食感のものを食べさせると五感が刺激されます。

ハイハイ期・ヨチヨチ期は、危険でない限りなるべく自由にさせてあげましょう。
ボールや手押し車などで活発に動き回らせてあげると、体の感覚が養われます。

側頭葉

側頭葉は、聴覚や言語、コミュニケーションを司る分野と言われています。

側頭用の発達を促すためには、日常生活の中でたくさん語りかけてあげることが一番。月齢の低い赤ちゃんからわかりやすい反応が返ってくることはないですが、コミュニケ―ションの土台を作る大切な行動です。ママやパパの方を見て何かを訴えかけるようなしぐさには笑顔で応えてあげましょう。

絵本の読み聞かせもおすすめです。絵本のストーリーや順番がどうこうではなく、絵本を通して一緒の時間を共有することに意味があります。

外に遊びに行ったときには、いろいろな音を聞かせてあげることで、豊かな聴力が育まれます。

後頭葉

後頭葉は視覚の情報を司ります。色を認知するのもこの分野。人間が目から非常に多くの情報を得ており、これは大人も同様。赤ちゃんはいろいろなものを見ることでたくさんの刺激が後頭葉に到達します。

赤ちゃんがじっと見つめているのもは興味のあるもの。さまざまな色や形に触れさせてあげましょう。

月齢の低い赤ちゃんでも人の顔を認識する能力があるといわれています。ママやパパが抱っこしながら目を見て微笑んであげるだけでも後頭葉の発達は促されます。何気ない日常の行動でも、赤ちゃんの発達にとっては意味のある大切な行為なのです。