笑顔で育脳
人間には『喜怒哀楽』の感情があり、その中で楽しい時・嬉しい時は自然と笑顔になりますよね。
もしも、保育者が無表情だったり怖い表情をしていたとしたら、きっと子どもたちは不安になってしまい
安心して園生活を送れなくなってしまうかもしれませんよね。
保育を行う上で心掛けている事・・それは『笑顔で子どもたちと接すること』です。
年齢が幼いほど、大人の表情をみて気持ちを読み取っているとも言われています。
そこで今回は、笑顔をテーマにどんな効果があるかについてお話をしていきたいと思います。
笑顔がもたらす効果
サンライズキッズ保育園は、0~2歳児の子どもたちをお預かりし保育を行っていますが、
初めて保護者の方から離れて集団生活を送る際に子どもたちはが安心する表情は一体どのような表情でしょうか。
それは、『温かい眼差し』と『笑顔』です。
慣れるまでは心を閉ざしていた子どもたちも、保育者の笑顔に安心感を覚え心を開いてくれるようになり、
やがて子どもたちの方から素敵な笑顔で保育者の思いに応えてくれるようになります。
そんな笑顔を見るだけで幸せな気持ちになり、その結果脳のなかの感情をつかさどる『前帯状皮質』に
刺激を与えることにも繋がり、笑顔の輪が広がっていきます。
子どもたちの笑顔を引き出す方法
子どもたちは、周りの大人たちの話している会話をよく聞いています。あそびのなかでの口調や話を聞いていると『あれ?もしかしてこれは私の口調を真似ているのかな』と感じる場面に遭遇する事があります。
その度に子どもたちに与える言葉の影響力を感じていますが、それと同じように大人の表情も大きな影響力を与えているかもしれませんよね。
それではここでいくつか笑顔を引き出す方法をご紹介しましょう!!
★周りの大人が笑顔を意識して子どもたちに接する
★子どものワクワクする感情に共感する
★『できた』『やった』の経験を重ねていく場面をつくる
★ポジティブなことばがけをし気持ちを上向きにする
★『たのしいね』『うれしいね』などの感情を言葉にする
他にもたくさん子どもたちの笑顔を引き出す方法はあるかと思いますが、笑顔でいられる環境の中で
過ごす事により心を豊かにしていきたいですね。
ふれあい遊びで笑顔
保育園では、子どもたちと一緒にふれあい遊びする機会が多々あるのですが、
ふれあい遊びは体をほぐすだけでなく、心もほぐすと言われています。
初めは保育者が子どもたちにふれあい遊びを行い、手の温もりや心地良さを感じることで表情が和らいでいきます。
次に保育者が側で見守ったり一緒になって、子どもたち同士がペアになりふれあい遊びを行います。
自然とする方もされる方の両方共に『笑顔』になり、子どもたちの方から『もう一回しよう』と言っては
繰り返し楽しむ姿が見られます。
生活やあそびの中でも子どもたちの笑顔がたくさん見られるように、笑顔がもたらす効果を考えながら
関わっていきたいと思います。