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育脳教育!
2019/06/07

ミラーニューロンって??

行動や運動、言葉など、見る!理解する!真似する!システムです。

見て真似て何かが出来るようになるだけでなく、相手の感情(気持ち)をも理解できる力へと繋がります。

ミラーニューロンは、ものまね細胞ともいわれていて、共感性や協調性を司る神経細胞になります。

この機能を高めることで、相手の気持ちを理解できる能力が身に付き、さらにより伝わる伝え方を自身で学び、社会に適応するために必要なコミュニケーション能力を高めることになります。

園での関わり方~

玩具・折り紙・描写・日常の生活等

何をするときにも、まず3つの基本動作を繰り返します。

1、まずは保育者がやってみせる

2、子どもと一緒にやってみる

3、子どもがチャレンジしている姿を見守る

褒める事から始まり、出来ることを「認めること」へと到達させます。

この「認める」ということが後にとても大切な行動だと気づくことになります。

興味がない時は、ひたすら楽しんで取り組む姿を見せ続けます。

そして、興味がでてきたタイミングをキャッチしたら 2に!!

無理強いから得るものはありません。

ただ・・・園では、特に興味がなくてもみんなと一緒に取り組む姿が見られることがあります。

 

集団において必要な行動~

「先生のいうことは聞くんですよね~怒られるからですか?」

そんな言葉を時々耳にします。

確かに、危険が伴う時は真剣に叱ることもありますが、

私たち保育者は、どの子にも愛情を持って接することを一番大切に考えています。

過度な甘えさせる愛情だけではなく、子ども達の未来を見据えたうえで何が必要かを真剣に考えて保育にあたっています。

その中でも個々との信頼関係をしっかり築けるよう一人一人をギューッと抱きしめることも日常です!

間違いなく、無理強いの成果ではありません。

これは、NOGO!と呼ばれる積極的になにかをしないシステムが働くからです。

誰かに言われて何かをしないのではなく、自分で自主的にやらない行動をいいます。

例えば・・・「はしらない」「たたない」「ぐずらない」「なげない」「とびださない

お友だちの行動をみたり、一緒にやることの楽しみを見出したり・・・

そんな中で、自己をコントロールし抑制できる細胞を強化していきます。

この細胞の強化により思春期にキレにくい脳を育てることが出来るといわれています。

目標に向かって頑張る力や感情をコントロールして他の人と上手く関わる力も同時に育てます。

 

脳が育つ一番は、「楽しい!」~

最近では、色々な育脳の情報を目にし耳にすることと思います。

頭でっかちにならず、自身が楽しんで取り組めることから取り組んでいけるといいですね。

「育脳」といえば、ワーキングメモリーという言葉をよく耳にすることと思います。

ワーキングメモリーは、一時的に記憶を(短期記憶)保持し情報を処理する能力です。

その繰り返しから前頭前野を強化し、神経細胞を増やすことが出来るので必要な能力です。

その後、短期記憶から長期記憶に残るには・・・

「楽しい!」経験や「やりたい!」意欲が必要になります。

ご家庭でも、たくさん「楽しい!」「やりたい!」を積み重ねていけるといいですね。

 

最後に

情報だけにとらわれず、常に愛情を持って接し子どもたちの為に何が必要かを問うことから始めてみませんか?

親と子の関係だけでなくお互いを認め共存していける関係を築ける未来を想像したいですね。

その基本が確立していれば、私たちが求める「生きる力」を育む育脳はそんなに難しくはありません。

子育ても育脳も子どもによって関わり方はそれぞれです。

そして、関わる私たち自身の在り方も成長過程に大きな影響を与えます。

"私が楽しくなければ子どもに楽しいは伝わりません"

"私がやりたくてやっていなければ子どもにやりたいは伝わりません"

常に一緒に楽しむ事!!

子どもたちに関わる私たち保育者の意識を高め取り組んでいくことを大切にしていきます。