2016年07月15日 Category : その他
2016年07月15日
Category : その他
おはようございます。 ロイヤルカイラフォトスタジオ・カメラマンの戸村です。
今回は、少し昔の話を書きたいと思います。
同じ年代の方には同感してもらえると思いますが、若い方には大昔の事に聞こえるかも知れません。
私が写真の世界に入った時は、フィルムが主流でした。
その後10年以上経過して徐々にデジタルへ移行しました。
ですので、技術的なことは全てフィルムの時代に習得しました。
最初からデジタルカメラで技術を習得したカメラマンには、意識したこともないと思いますが
jpgで撮影した場合のラチチュードなどは、フィルムとはかなり異なり違和感を覚えたものです。
ラチチュードという言葉が解らない方も多いと思いますが、簡単に言うと許容量でしょうか?
カメラをマニュアルで撮る場合、前撮りのロケでも経験するのですがモデルを立たせる位置と太陽の方角で人物の明るさはそのたびに変わります。
それに合わせて明るくしたり暗くしたりするのですが、時間が限られたとっさの場合に適正露出に合わせながら撮影を続けてるのはとても大変なのです。
この時に、ズレた露出量が後に修正できる許容量を専門的に言うとラチチュードとなります。
フィルムの場合では幅が広くjpgはより狭く設定されています。
デジタルではダイナミックレンジと表現されるものだと思いますが、jpgの幅の狭さに最初は戸惑いました。
それでも、技術の向上でしょうか今では特に苦にならなくなりました。
この様なデジタル移行に際しての事は、話すときりがありません。
皆さんにとって楽しいかどうかは疑問ですので、様子を見ながら機会があればまたお伝えしたいと思います。
ロイヤルカイラフォトスタジオでは皆さまのお越しをスタッフ一同お待ちしています。
各種撮影のご要望には、横浜駅徒歩5分の当スタジオを是非ご検討ください。