結婚の形にとらわれない「パートナー」という関係性

役所に用紙を提出して婚姻関係を結ぶ結婚という形。いろいろと便利かつ有利に運ぶこともあれば、縛られることが増えるから嫌だ、という人もいます。
現代は、結婚という形にとらわれない「パートナー」という関係性を求める人が増えています。

目次

  1. 従来型の配偶者ではなくパートナーが心地よい
  2. パートナーと言っておけば余計なことを聞かれなくて済む?
  3. 40代以上はパートナーを求める人が多い
  4. 40代以上が相手に求めているのは「自分への理解」

従来型の配偶者ではなくパートナーが心地よい

多くの人はパートナーは自分の配偶者と答えます。年代が上がるにつれてその割合は増えます。結婚するのが普通であり当たり前であった世代はそうかもしれません。
しかし中には、恋人・同居人・子ども・親友・同僚・ペットがパートナーという人もいます。もちろん同性のパートナーもあり。
パートナーとは、自分にとって心のよりどころとなる人であり、必ずしも配偶者でなくてもいいのです。

パートナーと言っておけば余計なことを聞かれなくて済む?

長い間恋人と一緒に暮らしていると、「なんで結婚しないの?」と聞かれることがあるでしょう。
本人たちはこの関係性が合っているし心地よいから恋人同士のままなのかもしれません。
でも世間はどうしても結婚させたがります。まだまだ夫婦という形が一般的だからでしょう。
そんな時に「彼は(彼女は)パートナーです」と言っておけば、色々な意味が含まれ、それ以上詮索されなくて済むかもしれません。
相手もなんとなく納得させられた気分になります。パートナーとは実に便利な言葉でもあります。

40代以上はパートナーを求める人が多い

20代30代は、これから一緒に生活の基盤を整えて子どもを産み育てたい、そう考え、人生設計を立てる人が多いです。
ですから、必然的にお相手に求めるものが、よくある結婚相手への条件になりがち。
人柄や性格はもちろん、男性は職業や収入がポイントになりますし、女性は家事能力や親族と良好な関係を築けるかなどがポイントになります。

しかし40代以上となるとかなり変わってきます。仕事では重要なポジションに付き、生活のルーチンもあり、自分のこだわりも持っています。これらを崩してまで結婚しようとは思わない人が増えます。
ですから、結婚するよりもパートナーという形の方が都合が良い場合もあります。

40代以上が相手に求めているのは「自分への理解」

お互いに必要以上に依存したくありませんし、ストレスが溜まるほど一緒に過ごすこともしたくありません。
仕事やプライベートに支障が出てしまっては、パートナーでいる意味がないのです。
それゆえ、40代以上が相手に最も求めるものは、「自分への理解」。自分の生活が確立されている40代以上は、お相手を理解することと同時に、自分も理解してもらうこと求めています。
婚姻関係はあえて結ばすに、パートナーでいる方が良好な関係を築けることがあるのです。

監修:エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂

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