コロナ禍で自宅の巣ごもり期間はまだまだ続きそうですが、仲の良い友達と会えないのはさみしいものですね。
オンライン飲み会にも飽きてきた方も多くなってきているのではないでしょうか。
今回は複数人で楽しめるオンラインゲームをご紹介します。
村に潜伏する狼男（人狼）と、村人をはじめとした人間のチームに分かれ、全員が自分以外は人間か人狼かわからない状態で会話をしながら正体を探っていくゲームです。
人狼は夜になると村人を一人ずつ食い殺すため、昼の村裁判で人狼と思われる怪しい人物は縛り首にして村を守らなくてはいけません。誰が敵で誰が味方なのか、探り合いが面白い心理ゲームです。
単純に村人と人狼だけでなく、村人なのに人狼の味方をする狂人や、人狼の襲撃から任意の一人を守ることができる狩人、食い殺された人物が村人かそうでないかを占うことができる占い師など一筋縄ではいかない工夫がたくさんされています。
進行役を一人+プレイヤーは8人～12人ぐらいが盛り上がります。
オンライン人狼ゲームのやり方を紹介したホームページも多数あるので是非チェックしてみましょう。
COCとは「The Call of Cthulhu（クトゥルフの呼び声）」の略で、アメリカ合衆国のホラー小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトが1928年に発表した小説がもとになっているゲームです。
ラブクラフトの作った世界観をもとに様々な作家がゲーム用のシナリオを発表していますが、COCを行うには「新クトゥルフ神話ルールブック」を全員が所持し、読み込んでおくことが重要です。また、使用するシナリオをゲームキーパーが事前に所持する必要もあります。
慣れていけばルールブックは不要になることもありますが、世界観をスムーズに理解するためにも所持して目を通しておく必要があります。
平たく言えばCOCはなりきりごっこ遊びです。自分で設定した任意のキャラクターになりきって、シナリオの世界観とゲームキーパーの繰り出す幾多の関門をみんなで知恵を絞って突破し、異界の神からの恐怖から打ち勝ち日常生活に戻ることが主な目的です。
パラノイアもクトゥルフと同じくTRPG（テーブルアールピージーゲーム）の一つです。
ストーリーはコンピューターが支配する近未来。人間たちは厳格な階級制度に縛られ、コンピューターの定義する「幸福」が義務付けられています。
階級によって閲覧可能な情報や新入可能なエリアが制限され、他者を密告し蹴落とすことで階級のアップを図ることができるという疑心暗鬼が渦巻くディストピアな世界観。ブラックユーモアと皮肉が効いた世界観は現代にもつながるところがあるかもしれません。
クリア条件はシナリオによって異なりますが、表面ではコンピューターに服従を誓いながらもレーザー銃を手放さずうまく立ち回ることや、他人を出し抜く、道連れにするなど様々な思考を働かせて生き残ることが重要です。
監修：エクシオ 婚活アドバイザー 北川志穂