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両親・家族へのカミングアウト

2020年09月20日 (日)/LGBTカップリングパーティーについて

十月 1150

こんにちは!LGBTカップリングパーティー・サイト担当田辺です。

8月、今月もみなさまが楽しく参加できるカップリング・パーティーを多数開催しています(*^▽^*) ぜひ、素敵なパートナーに出会えるようみなさまのお手伝いをさせてください♪

最近よく思い出すのが、大学時代のサークルの男友達のこと。

彼には男性のパートナーがいて、それを周囲にもカミングアウトしていました。大学というのは本当にキャラの強いいろいろな人がいますから、男性が恋人同士ということも、とくに何事もなくみんな受け入れていました。

しかし、あるとき友人が「家族に恋人のことを紹介したい」と言い出しました。恋人として男性を紹介するという事はつまり家族にカミングアウトするということです。

友人のパートナーはそれを必死で止めていました。パートナーはゲイでしたが、友人はバイ(女性も好き)だったので、「もし自分と別れたら女性と結婚するかもしれない、それなのに家族に今伝えることはない、家族はショックを受けるかもしれないから」、と。

友人は、「パートナーと一生付き合っていくつもりなのにどうして別れた後のことを言うのか、家族だって絶対に受け入れてくれるはずだ」とモメていたのを覚えています。

サークルの夏合宿でそんな話になって、それまで「男同士ってだけで普通の恋人と変わらないよね!」ぐらいの考え方しかしていなかった私を含めた友人一同は、とても難しい問題に言葉を無くしたのを覚えています。

無責任に「ご家族もきっとわかってくれるよ」ときれいごとをいうのは簡単ですが、彼らの人生の根底に関わることに、そんなに簡単に口をはさめないと感じました。

結局カミングアウトはせず、パートナーとは卒業前に別れてしまい、それ以後はふっつりと消息が知れません。

最近はLGBT関連の「カミングアウト」についてのニュースが多いですよね。それを見るたびに「あの子はいまどうしているだろうな」と思い出します。

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