『傲慢と善良』を読んで思う
カテゴリー： 婚活、日常のあれこれ
こんにちは。
ブライダル情報センター札幌サロンの角谷です。
『読書の秋』ですが、秋の夜長
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
色々婚活本を読んでます、という婚活中の方も
多いかと思います。
私は読書好きですが、最近はなかなか時間が取れ
ずに1冊を読み終えるのに時間が掛かってしまい、
面白さ半減となってしまうことも…
傲慢と善良
そんな中で、物語の途中から寝る時間も削り
読んだ本が有ります
辻村美月さん著の『傲慢と善良』です。
婚活を題材にした恋愛小説という事で、普段は
専らミステリーしか読まない私が読んでみました。
婚活で知りあった男女の恋愛小説だろうと思い
読み始めましたが、それだけではなく、想像以上
に深い内容で、婚活中の方の中には思い当たる方も
いるかと思います。そしてその事実に胸に詰まりそ
うなほどの苦しさを感じるほど、こみ上げるものが
有りました。
作中の結婚相談所の仲人のセリフに
「現代の婚活がうまくいかない理由は、
『傲慢さと善良さ』にあるような気がするんです」
「皆さん、謙虚だし、自己評価が低い一方で、
自己愛の方は とても強いんです」
というのが有ります。
婚活中の方が言う
「普通の人でいい」「ピンとこない」
これには
「この人は自分の価値に見合うか」という
自分の価値観を疑う事がない傲慢さが潜んで
いるというのです
婚活において多くの方が少なからず目の前の
お相手を査定してしまうと思います。
理想や完璧を追い求め、
「自分はこんなはずではない」
「自分はこの人とは違う」と
考える傲慢さがご本人が気づかないだけで、
普通に善良に生きているはずの人にも存在する…
そして善良であることも、一見素直で人との
関係に 波風は立てないかもしれませんが、
主体性がない等とも 言え、自分を幸せにする
とは限らない…
『傲慢さと善良さ』この２つを、どううまく
乗り越えるかが婚活成功のカギかもしれないと
思いました。
気になる方は読んでみてください
何か気付きが有るように思います。
私も、いずれもう1回読んでみようと思います。
今日も一日頑張ります。
皆様も良い一日を♪
