なごり雪(臼杵市)
大林宣彦監督による大分三部作の第一作。旧友の妻が交通事故で危篤状態にあるとの呼び寄せで、50歳を迎えた男が28年ぶりに故郷・臼杵市に帰郷する。津久見市出身の伊勢正三の『なごり雪』をモチーフに、淡い青春の想い出を描く。
臼杵の古い街並みが残る二王座でのうすき竹宵や、臼杵磨崖仏での石仏火祭りなど、臼杵各地で撮影が行われたほか、大分市や旧宇目町(現佐伯市)でもロケが行われている。(2002年公開)
大林宣彦監督による大分三部作の第一作。旧友の妻が交通事故で危篤状態にあるとの呼び寄せで、50歳を迎えた男が28年ぶりに故郷・臼杵市に帰郷する。津久見市出身の伊勢正三の『なごり雪』をモチーフに、淡い青春の想い出を描く。
臼杵の古い街並みが残る二王座でのうすき竹宵や、臼杵磨崖仏での石仏火祭りなど、臼杵各地で撮影が行われたほか、大分市や旧宇目町(現佐伯市)でもロケが行われている。(2002年公開)
『なごり雪』に続く、大林宣彦監督の大分三部作の第二作である。伊勢正三の『22才の別れ』をモチーフにして、母娘二代にわたる恋の物語を描く。
伊勢正三の出身地である津久見市で撮影が行われたほか、前作の主な舞台であった臼杵市、大分市などでもロケが行われている。(2007年公開)
Gフォースでは、ゴジラ対策として二つのプロジェクトが進行していた。メカゴジラをしのぐ対ゴジラ用新兵器・MOGERAによるゴジラ打倒を主軸とする「Mプロジェクト」と、三枝未希のテレパシーによってゴジラをコントロールすることで被害を抑えようとする「Tプロジェクト」である。
南太平洋に浮かぶバース島では、ゴジラ退治に執念を燃やすGフォースのはみだし隊員である結城晃が、ベビーゴジラの成長したリトルゴジラになつかれつつもゴジラを倒すための様々な罠を地道に準備していた。Tプロジェクトの支援のためにバース島にやってきた新城功二と佐藤清志は、島の中央に奇妙な結晶がいくつも林立しているのを発見する。一方超能力者の三枝未希は、フェアリーモスラに化身した小美人コスモスから不吉なメッセージを受け取る。
GフォースがMOGERAの完成に沸き立っている頃、地球へ巨大な宇宙怪獣が急速に接近していた。怪獣の正体は宇宙に飛散したG細胞から生まれた宇宙怪獣スペースゴジラだった。そんな事情を知る由もなく、計画に関わっていた大久保の裏切りで未希が拉致されてしまう。
迎撃に出たMOGERAを苦もなく退け、バース島に降り立ったスペースゴジラはバース島での初戦でゴジラを圧倒し、結晶体にリトルゴジラを幽閉する。その後日本各地を襲撃し、福岡に上陸。功二達は大久保と結託していた組織を一網打尽にし、未希を救出。改修・強化されスペースゴジラ迎撃に出撃したMOGERAと、鹿児島湾から上陸し北上したゴジラの三者が、福岡で対峙する。(1994年公開)
フリーライターの柏木尚子とカメラマンの山本克也が取材で訪れた、日本各地にある小京都と呼ばれる場所で起こる難事件を解決していく。 同じ事務所の所属でありながら、2時間ドラマの女王である片平なぎさと、同じく2時間ドラマの帝王である船越英一郎の2人の掛け合いが人気となり、2001年までに30作が製作された。
現在、BS日テレやCSのファミリー劇場で再放送が行われている。
事件の核心にせまるトリックや証拠を見つけたり、犯人が分かった時などには2人が小さく拍手をしながら「お手柄お手柄」と言うのが決まりになっている。シリーズの前期ではレンタカーやタクシーなど異なる車で移動していたが、中期以降はスズキ・エスクードでの移動になっている。
最終作となる30作目は、火曜サスペンス劇場20周年にあたることからそのことを明記した特別オープニングになっている。また、タイトルの「エジプト・パピルス殺人事件」のごとく、もはや小京都とは遠く離れて、エジプトで事件に巻き込まれるというストーリー展開になっている。
天正15年(1587年)、大友宗麟は千利休の仲介により、大坂城にて豊臣秀吉に謁見を許された。危険を冒し大坂に来たのは、長年支配していた豊後国を島津氏に攻められ、存亡の危機に立っていたからである。いずれは大友氏の廃絶も目論む秀吉の尊大な態度を前にして、宗麟は、過去の様々なことを思い出し始める…。
豊後国の守護という名家の嫡男・義鎮は、側室との間の子・塩市丸を跡継ぎにしようとする父・義鑑に理不尽な扱いを受け、廃嫡されかかっていた。それを不満に思う家臣が義鑑を暗殺したため、無事当主に擁立された義鎮であったが、戦国乱世の中で次第に心はすさんでいく。その中で、城下を歩く小汚い異人に義鎮は目が止まる。正室・矢乃の方が罵倒したその人物こそ、フランシスコ・ザビエルであった。(2004年1月4日)
地元の環境資産を有効に活用したユニークな地域づくりで高い評価を受けた由布院温泉の成功と、逆にその成功ゆえに、今までの成功の資産を次世代に向けてどう継承し、発展するかが切実な課題となっている現状を物語の伏線とし、そこに崩壊した家族を再生するための家族ひとりひとりの試行錯誤の物語を重ねている。
舞台は、大分県由布市湯布院町と大阪府大阪市。脚本は、大森美香がこのドラマのために書き下ろした。脚本の大森以外にも制作統括は片岡敬司、音楽は本多俊之と、人気を博したNHK夜ドラ『ニコニコ日記』のスタッフが結集。ドラマ内で主人公たちの子供時代に放映されていたことになっている特撮ヒーロー「ガイセイバーZ」は、『ニコニコ日記』の中では木村佳乃演じる主人公が脚本を担当していた。
物語は、湯布院(実際は旧湯布院町内の由布院のみ)の父子家庭の下で貧しい生活を送ったハルカが、大阪の別れた母の元へ行き、やがて幸福の本当の意味を知って、家族の再生を目指すサクセスストーリーである。なお、大分県が朝ドラの主要な舞台となるのは今回が初めて。(2005年10月~2006年04月)
物語は、悪の秘密結社・電柱組が世界征服の段取りとして、(始めから東京を攻撃した先例はことごとく失敗している事を鑑み)地方から征服することを決意、手始めに九州の某県に魔の手を伸ばしたことから始まる。電柱組を迎え撃つは、県立今津留高校に強引に設立された「県立地球防衛軍」。構成メンバーは高校の問題教師と問題生徒。のちに、謎のインド人留学生(サイボーグ改造されており、更に女体化されたりする)も加わった。
一方、電柱組を率いるチルソニア将軍は、本名を「木曽屋チルソニアン文左衛門Jr.」という、地元材木豪商・木曽屋の若旦那であり、幹部のバラダギ大佐は、普段は原瀧龍子として今津留高校の生徒になっている。電柱組と防衛軍は、ローカルネタ丸出しで毎度毎度しょうもない闘いを繰り広げる。
15歳にして味わう高校受験失敗という人生の大きな挫折。中学までの同級生が高校生活を謳歌するのとは対照的に、次の「高校受験」に向けての勉強と厳しい寮生活が余儀なくされる中で、仲間と共に挫折感、絶望感を共有して、それぞれの将来を目指していく…。
作中の高校名や予備校名は、実際に大分市・佐伯市に存在する。また、大分駅も作中にはっきりと確認出来る。
主人公・根岸崇一は大分県犬飼町(現・豊後大野市)の生まれで、ポップでオシャレな音楽を好む青年。大学進学に伴って上京してきた彼はポップ歌手としてデビューするという夢を叶えるため、大学卒業後にレコード会社と契約する。
ところが事務所から根岸が歌わされることになったのは、彼の趣旨とは正反対のデスメタルであった。程なくして根岸は悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」(通称DMC)のギターボーカル「ヨハネ・クラウザーII世」に仕立て上げられ、デビューする事になってしまう。
メタルは嫌いな根岸だったが、いざ歌ってみると秘められたメタルの才能を発揮してたちまちバンドは大ブレイク、根岸自身の思いに反してクラウザーはカリスマと化し、DMCは一躍世間の注目を集める人気バンドとなる。