大分サロンアドバイザーが教える30代の婚活必勝法

1. 結婚相談所に行けば結婚できる?

 冒頭に書かせていただいたことですが、そんなことはありません。結婚相談所は魔法使いでもなければスーパーマンでもありません。あくまでも婚活のお手伝いをさせていただく場所であり、主役はあなた、本人です。ご本人がやる気になって、自ら行動を起こして、自ら自分を変えていこうとしなければ、何も変わりません。行動が同じならば結果も同じです。その行動を変える(=結果も変わる)ためのお手伝い・アドバイスをさせていただくのが私たち、結婚相談所なのです。他人任せや他力本願、外部要因のせいにする人はまずダメです。そこから変えていきましょう。
ただ気を付けていただきたいというか、あえて意識していただきたいのですが、人間、30歳を過ぎると、なかなか自分のスタイルを変えるのは困難になってくるもので、特に長年自分のスタイルとしていたことを、他人から指摘されて変えるというのは相当な覚悟が必要です。結果を変えるというのはこういうことです。生活スタイル、自分の考え、やり方・・・いろいろな面で変えることが必要だったら、素直に受け入れることが重要になってきます。

自分自身の確認をしてみましょう!

男性も女性も、自分が他人からどのように見られているかを意識したことがありますか?
まずは自分自身を見つめ直してみましょう。
「自分が思う自分」と「他人が思う自分」はかなり違っていることがよくあります。
自分を客観的に見て、活かすところと改善するところをみつけることが大切です。
チェックするポイントを3つのカテゴリーに分けてみましょう。
第1のカテゴリーとして「他人から見た第一印象」です。
婚活において第一印象は最も重要な要素。ここで印象が悪いと先に進みませんから。
あなたは周りの異性からどう見られていると思いますか?
明るいor暗い、清潔感ありor不潔そう、優しそうor冷たそう、楽しそうor無愛想、若々しく見えるor老けて見える・・・
いかがですか?自分では良いほうだと思っていても、他人から見たらどうなのかわかりません。ここはあえて周りの人に聞いてみましょう。これも婚活の一環です。親しい友人、仕事場の同僚、家族、誰でもいいですので、前述のような項目を自分で書き出して、1項目ずつ「自分のこと、どう見える?」と聞いてみるのです。もちろん前提として「婚活を真剣にやりたいんだけど、協力してもらえる?」と言ってしまうと気が楽になりますよ。

第2のカテゴリーとして「服装や見た目、行動言動」です。
ダサいよりはオシャレなほうが良いに決まっています。ただ、飛びっきりオシャレではなくても、清潔感があって男性らしいor女性らしくて、その人に合った服装であれば良いと思います。服装や化粧などに無頓着だったり時代に合ってない、TPOに合ってないというのが良くありません。
気を付けてほしい点は、男性ならばスーツなのにスニーカーとリュックとか、無精ひげ、仕事着、各ジャンルのオタク傾向など。何も高いブランド品を買えと言っているわけではありません。安くても小洒落てる着こなしもできます。自分で選ばず、お店の人に選んでもらったり、店のマネキンが着ているものを上から下までセットで買うのも良い方法です。
女性の場合は五年前からメイクが変わっていない、季節感がない、ビジネスっぽい服、黒や紺色、パンツスタイルというのは避けるべきでしょう。女性らしい明るい色のワンピースは男性が好みます。

第3のカテゴリーとしてコミュニケーションです。きちんとした挨拶や敬語は当たり前です。初対面の人に対してのことですから、初めから砕けすぎるのは良くないです。合コンではないのですよ。
そして男性は会話をリードすべき立場なので、下手でもいいですから頑張ってみましょう。その姿が相手に伝われば、会話が下手でも気持ちは伝わります。また「相性が合わなくて会話が続かない」ということをよく聞きますが、「続かない」ではなく「続けていない」ことが実際にはよくあります。会話を続ける努力をしていないのです。
自分の話の最後に疑問形を入れれば、相手はその質問に対して答えなければなりませんから必然的にしゃべることになります。男女ともにこういう点を意識して、「会話を続ける努力」をしなければ、最初から「相性が良い人」ばかりではないですので、いつまでも良い相手は見つかりません。会話のキャッチボールは、相手にボールを投げなければ戻ってきませんから。

3. 今の30代特有の時代背景・・・

男女雇用均等法が施行されたのが1986年。それまでの男性中心の社会、女性は家庭も守るという時代が少しずつ変わり始めました。今の30代の人たちは、まさにこの時代の移り変わりを見て成長し、完全に時代が変わったところで社会に出ています。
社会においては男性も女性も変わらない立場となっており、“女性の上司”というのも多く現れました。
しかし、婚活においては変らず、男性は女性に対して優しさや癒しを求め、家庭的な女性
を好みます。一方女性は、強くて便りになる男らしい男を好みます。この点は昔と変わりません。
ですから婚活においては仕事とは別に考えて、女性は男性っぽい黒や紺の服装は避け、パンツスタイルよりもスカート、そしてデコルテの開いたデザインの服が好まれますよ。
男性は清潔感があり、背筋をピンと伸ばしてさわやかにビシッとしたイメージ。
これって、当たり前なんですけど、それができていない男女が多いのが実態です。

結婚相談所では、婚活で成功したい皆さんを、良い方向へ導くようにお手伝いします。
ですから時には厳しいことをバシバシ言うこともあります。時には母親のように引っ張っていくこともあります。いじわるで言ってるのではありませんからね。
安心してお任せください。私たちはプロですから。