絆｜ブライダル情報センター 京都サロンブログ

今年の夏は雨の被害が多く、全国で影響を受けた方も多いと思います。 心よりお見舞い申し上げます。 雨や台風、地震といった天災だけは、自分ではどうしようもなく自然の前にただただ無力です。 昨日と同じ今日、今日と同じ明日が来るとは誰にも保証はできないと思い知らされます。 大切なのは、いつのどんな時代でも人と人との絆なのではないかと感じます。 どんな人でも家族や職場の方、ご近所の方等、人と繋がって生きています。 嬉しい時、楽しい時はもちろん、悲しい時、辛い時も 一緒に気持ちを分かち合える人がいるのは幸せなことです。 東北の震災の後、若者の結婚観が大きく変わったと聞きました。 若い世代の方が「早く結婚したい」と思うようになったということです。 毎日色々な年代のお客様とお話をしている中でも感じることがあります。 20代の方が結婚に対して危機意識を持っていらっしゃるのです。 何年か前までは「まだまだ仕事やプライベート優先、 結婚なんてその先」という声が多かったように思います。 そこには、自然に抵抗できないやりきれない無力感や 本当に必要なものは何かという本質が前面に出てきたのではないでしょうか。 「今、人生でやり残したことは何ですか」という質問に、あなたは何と回答するでしょう。 もちろん一つではないと思いますが、 その中に「結婚」があるなら早く手に入れる努力をする方がいいかもしれません。 決して将来を悲観する必要はありませんし、暗い未来が待っている訳ではありません。 然るべきタイミングで、出会いというものはやって来ると思っています。 ただ何もしないで、ひたすら「その時」を待っていてもペースは非常にゆっくりになります。 人それぞれに大切な人はいらっしゃると思います。 血の繋がりに関わらず、絆の深い浅いは多々あるでしょう。 その中で夫婦というものは、他人でありながら一番近い不思議な存在です。 子供は自分の分身、自分以上に大切な存在かもしれません。 大事な方を失われたこの度の天災には、本当に無念の想いが尽きません。 それでも大事な方のために、自分自身の人生を一生懸命に生きることができる、 人として素晴らしいことだと思います。 「結婚」とは、実は友達付き合いや仕事とは比較にならない重いものなのです。 素敵な生涯のパートナーと巡り会って、固い絆を築いていただきたいと思います。 京都サロン　広瀬祐子