婚活の進め方｜ブライダル情報センター 京都サロンブログ

よく会員様からご質問をいただくことがあります。 「お見合いは結果が出てから、次の方にお申し込みする方がいいか、 一度に複数の方にお申し込みする方がいいか」という内容です。 婚活のペースや進め方はお一人お一人考え方が違います。 一概にこうしなければいけないというルールはありません。 ただ後者の方が良いというのが私の考えです。 「婚活をしたい」と思っているということは、結婚への意識をお持ちだからです。 人は知り合って直ぐに結婚できる訳ではありません。 自分が「いいな」と思っていてもお相手はそう思わないことも起こり得ます。 もちろん逆も然りです。 これまで大人になってから何人の異性の方と出会ったでしょうか。 恋愛の対象にならなかった異性も多いと思います。 学校、職場、お稽古やスクール、お店や旅行先、紹介やコンパ等、 相当数の出会いはあったと思いますが、どれも結婚に結びつかなかったから今があります。 そのように考えると、一つの出会いが即結婚に至るという確率はとてつもなく低いものなのです。 その解決方法は、地道でも出逢いを増やすこと…これに尽きると思うのです。 中には複数同時進行なんて不誠実ではないかと思われるかもしれません。 確かにお付き合いが始まったら、交際相手はたった一人です。 婚活とは、そのお付き合いをする人を探す活動なので、不誠実には当たらないと思います。 例えば当社でもお見合いパーティーを行っていますが、 同じパーティーで複数の異性の方とお話することを不誠実とは呼ばないでしょう。 ただし、いい加減な気持ちでお相手に接するのは失礼です。 お付き合いに至る可能性を感じなくてもせっかく出会えた人と人です。 与えられた時間をお互いに有意義に過ごす責任はあると思うのです。 それには、お見合いやデート等、ご自身のスケジュール管理もとても大切なことです。 連絡をすると言っておきながらしなかったり、約束のキャンセルはしてはいけないことです。 お相手へのルールとマナーを守りながら、そして配慮を忘れずに接するのであれば、 同時進行はむしろお薦め致します。 出会いの中で、実際に一緒にいてわかるお人柄もあります。 分かり合える共通点やホッとする空気感のようなものもあるでしょう。 そんなお二人で作り上げる時間の中から、本当にご縁のある異性が見つかると思います。 結婚を急いでいる、急いでいないというご事情は、人によって違うかもしれません。 それでも「婚活しよう」と思っているのに、「10年後に結婚したい」と思っている方は少ないでしょう。 1年、2年、3年位を目処に考えているのなら、今ののんびりモードで大丈夫ですか。 活動を終えた後には、交際期間、婚約期間、新婚生活と次々とステージが待っているのです。 婚活は長い人生の中のほんの一部です。 明るく楽しく前を向いて、素敵な将来を築く礎にしていただきたいと思います。 京都サロン　広瀬祐子