婚姻届
2015年01月23日
カテゴリー: お見合い、ブライダル、婚活、成婚、結婚、結婚相談所
カテゴリー: お見合い、ブライダル、婚活、成婚、結婚、結婚相談所
婚姻届をお役所に提出する時のことを想像したことがありますか。
結婚という言葉を聞くと、結婚式や披露宴、新婚旅行、新婚生活が浮かぶことと思います。
様々なシーンはイメージ出来ると思うのですが、婚姻届についてはいかがでしょうか。
実際には婚姻届が提出、受理されて初めて結婚が成立します。
事務的なことのように思いますが、この用紙の提出がとても大きな意味を持つのです。
よくドラマで夫と妻が記入押印するシーンが出てきます。
お役所で用意されているものは、白に茶色の線の入ったものですが、
可愛いデザインを施したオリジナル婚姻届もあるようです。
また提出してしまえば、手元には残らないので同じものを2部用意するカップルもあるそうです。
その時の気持ちを大切にしたいという記念なのでしょう。
婚姻届を提出する日は、結婚式の人は限りません。
お役所も24時間受け付けてくれるので、二人の入籍記念日を設定することも可能です。
ただ書類の不備などがあると、提出イコール受理とはいかないケースがあります。
記入ミスや印鑑漏れなど、ケアレスミスにはご注意下さい。
私事で恐縮ですが、婚姻届を出した時の感想は「それだけ?」というあっけないものでした。
担当者の方から「おめでとうございます」とか祝福の言葉をいただけるのかと思いきや、
「はい。確かに受理致しました。ご苦労さまでした。」と笑顔もなく素っ気なく受け取られたのです。
今思えば、用紙を不備なく受け取ることがお役所の仕事なのですから、当然のことだと思います。
まして婚姻届に限らず、おめでたくない書類もお預かりする仕事なのですから。
すこしガッカリ感はあったものの、身の引き締まる思いをしたのを覚えています。
先日、当サロンを成婚退会なさった会員様から入籍したとご報告をいただきました。
どんなお気持ちだったのかなあと思っています。
女性は多くの方が、旦那様の姓に変わられることと思います。
嬉しさと寂しさが入り混じった複雑なお気持ちでしょう。
男性は自分が世帯主になり、家族ができる、背筋がピンと伸びるような
喜びと緊張感が交差していることでしょう。
よく「紙切れ一枚」という表現も聞いたことがあります。
この用紙で重さも軽さも反映している大きな意味を持つのでしょう。
婚姻届を提出する日は、ある意味で本当のお二人の第一歩と言えます。
お互いの思いやりの気持ちとお幸せが末永く続きますよう、心よりお祈り申し上げます。
京都サロン 広瀬祐子