太陽の子 てだのふあ(神戸市)
灰谷健次郎の長編小説をもとにした映画です。
終戦から30年後の神戸を舞台に、沖縄県民の両親を持つ子どもが父親の精神疾患をきっかけに沖縄戦や沖縄出身者の立場について触れていく物語です。
原作の新潮文庫版は1997年神戸で起きた連続児童殺傷事件の影響で絶版となりましたが現在では角川文庫から刊行されています。
(1980年公開
灰谷健次郎の長編小説をもとにした映画です。
終戦から30年後の神戸を舞台に、沖縄県民の両親を持つ子どもが父親の精神疾患をきっかけに沖縄戦や沖縄出身者の立場について触れていく物語です。
原作の新潮文庫版は1997年神戸で起きた連続児童殺傷事件の影響で絶版となりましたが現在では角川文庫から刊行されています。
(1980年公開
兵庫県淡路島を舞台に、軍国主義から民主主義に変わった国民学校で野球を通して子どもたちと個性教師との交流を描く物語です。
敗戦直後の混乱の中、たくましく生きる人々の暮らしや女性教師役の若き夏目雅子が美しい本作は、その他キャストも夏目雅子、郷ひろみ、伊丹十三、岩下志麻など豪華な顔ぶれです。(1984年公開)
両親を戦争で無くした幼い兄妹が終戦前後の混乱の中を必死に生き抜こうとする物語。
1945年(昭和20年)の兵庫県神戸市近郊を舞台とし、御影公会堂、西宮回生病院、香櫨園浜などの作中に登場する地名や建物は当時のままの姿で現在に残っているものも多数あります。
スタジオジブリのアニメーションのイラストを描いた石碑が西宮公会堂の近く石屋川と国道2号線を挟んだ斜め向かいに見ることができます。(1988年公開)
山崎豊子の長編経済小説が原作で、『沈まぬ太陽』『白い巨塔』と並ぶ山崎豊子の代表作です。
大富豪の銀行家一族をめぐる財政界を主に富と権力を欲する人々の野心と愛憎の物語で、ドラマ化は数度されており木村拓哉を鉄平役としたものが有名。
舞台は大阪万博開催ごろの神戸です。(2007年01月~03月)
舞台は昭和14年、市場や工場、民家が混在する神戸の下町。胸に大きく「H」と編み込まれたセーターを着ていたので、まわりから「H」と呼ばれている少年・妹尾肇は小学校3年生。
学校の友達と海や山をかけまわったり、親に内緒で近所のお兄ちゃんのところへ遊びに行って、レコードを聴いたり、映画を観たり…。好奇心旺盛で、遊ぶことに大忙しの毎日を送っている。
時は日中戦争の真っ只中。日本軍は中国で戦っていたが、その頃はまだHにとって「戦争」は、遠い世界の出来事だった。大好きなお兄ちゃんたちが戦争で連れ去られ、Hの前から姿を消すまでは…。(1999年11月5日)(2001年03月23日)
第二次世界大戦ナチス政権下のドイツと手塚治虫の出身地でもある神戸を舞台に「アドルフ」という名を持つ3人の男達の数奇な運命を描く。
アドルフ・ヒトラーがユダヤ人であることやSSの行動など実際とは異なる内容も多く含まれますが、人間ドラマとして秀逸な大人向けの手塚漫画です。
東京出身で神戸の北野にある神戸中央大学校に通う主人公を中心に、それを取り巻く人々の日々がエッセイ風につづられています。
タイトルの通り舞台は神戸。単行本の表紙も毎回神戸の風景が描かれていて、神戸を知っている人なら「あ、あそこだ」と気づいて面白いです。